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Holding Pattern Entry ホールディングパターンへの入り方はどれ?

3つのEntry方法
Holdingには3つの入り方、Entryがあります。 一番単純なDirect、最初にInbound Legを反対だけど平行に飛行するParallel、そしてInboundコースの30度内側に飛行するTeardropの入り方があります。 下の図は、飛行して来る方向から、どの方法でHolding Patternへの入り方を選ぶかを示してます。

方向から決めるHolding Patternへ入り方

Aの方向から、Parallel Procedure:
Holding Fixまで飛行して、通過した時に、Inbound Courseと平行に逆方向へ飛行します。 1分間のPatternなら1分間の平行飛行の後に、180度以上の旋回をして、Inboud Courseに入ります。(210〜225度ぐらいがお勧め)そして、Inbound Courseに合流(Intercept)してHolding を回り始めます。

Bの方向から、Teardorp Procedure:
Holding Fixまで飛行して、Inbound Legの方向にTeardrop(涙型)の形で飛行します。 Fix後はCourseから30度離れる様に飛行します。そして1分後に、右旋回をしてInbound CourseにIntereceptします。 旋回角度は150度。    180度−30度(Teardropの分)

Cからの、Direct Entry:
Inound Legと同じ様な方向から飛行してくる時は、Fixを通過後に、Outbound Legと同じ方向に旋回をして、Patternを飛びます。 最初の円が変形しやすいので、最初の旋回後は、結構修正が多くなるでしょう。

Non-Standardの場合:
通常はHolding Patternは右旋回です。しかし、ATCなど何らかの理由で左旋回になる事があります¥。
左旋回(Left Hand Turn)の場合は、方向が逆になります。
Left TurnでのStandard Holding PatternでのEntry
Holding Patternに対して正反対の方向からEntryがある。 この場合はMissed Appraoch後のルートに指定されてます。
Holding Patternには3つのEntryが有りますが、境目の所では5度前後の範囲で、好きな方を選べる事になってます。 あまりキチキチと決まっていると操縦がし難く、また風の影響で計算の様には飛行は出来ません。 そこで、+/−5度の範囲で、余裕を持たしてくれてます。

左の図はホノルルにある、Holding Patternなんですが、Missed Approach後は、R-171をOutboundに飛行し、Holdingに180度反対の方から入る様になってます。

この場合ですと、+/-5度の余裕がありますので、操縦士の判断でTeardropでもParallelでも、好きな方を選べます。

実践的な状況で考えて見ましょう。 初めての人用に細かく説明してます。 2つ目も有るよ。

 

 

Holdingって何? : Holdingのコース : Entry 入り方 : 風の修正 : Patternの形や制限 : ATCからの指示 : Timed Appraoch

 

 

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