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Risk Management

色々と説明や和訳の方法が有ると思いますが、FAAのテキストなどを読むと、私の独断ですが、、Risk Managementとは
「危険を察知し、それを分析、そして最良の手段を選ぶ手段・対処法」かな。

Aerodecision Making (ADM)の世界か、もしくは同じレベルで考えるべき事柄の一つです。「いかに危険を察知し、それに対応して安全に飛行し、無事故で行動するか」の様な意味だと思っていましたが、意外と奥が深く、適切な訳が出来ませんでした。 それでちょっと色々と資料を読んだので、それを元に日本語説明を複数作って見ました。 これがこのセクションです。

結局は色々な手段や考え方があり、明確な回答・和訳が一つとは思えません。 それで色々と説明文を考えて見ました。どれでも正解と思いますが、完璧かも、でも不明でもありすけど。Risk Managementを訳すと 

  • 「危険を察知し分析、回避、そして制御する事」
  • 「危険を察知、影響を考え、影響を最小限にとどめる方法」
  • 「危険と上手く付き合い、安全に飛行する様にする事」
  • 「危険度を感じとり、最小限に抑え、必要な時はどの様な場合に危険を冒してまで行動を取るかと考える事」
  • 「不明瞭な事に対して、適切に対処する手法。」
  • 「状況を理解し、問題を見つけ、最良の判断をして、飛行中の危険性を最小に抑える事」
  • 「リスクによる悪影響を最小限に抑える」
  • 「危険を察知し、その危険性を軽減させる方法。」
  • 「リスク・マネージメント」 そのまま

私が考えた説明文です。 完全に分かるとは思いませんが、これで意味が少しでも分かればと思います。

ここのページでは、下記の説明方法は説明してませんが、これもRisk Managementです。 FAAの筆記試験からです。

  • Situational Awareness, 飛行状況をよく理解して、何が起こっているのかを把握する必要があり。
  • Problem Recognition, and  問題、危険に気づくき、それを的確に判断しして、
  • Good Judgment. それを元に最良の判断を行い、Riskを極限にまで減らす。

 

 

航空機を操縦する際のRisk Managementとは何か?と説明ページを作りましたが、説明が難しい物です。 ネットで調べても和訳もそんなに有りませんし、色々な業界でもRisk Managementが提唱されています。航空の世界だけで無く色んな場面でRisk Managementと言うは必要となるのは間違いがありません。 日常生活でも常にRisk Managementを行ないながら生活しています。 それらには、ビジネスや金融、ギャンブル、自動車の世界、工場、台所、学校でも必要で有り、常に私らも行なっています。 私らは「危険」と感じる物や事柄に関して常に行なっているのです。 この工程を明確にし、分析して、そしてより良い方法を学び、考え、実践するのがRisk Managementと思います。

(ADMに似てるでしょ。 文章にしようとすると、意外と難しい。)

ここではFAAのPilot's Handbook of Aeronautical KnowledgeやRisk Management Handbookなどを参考に自己流で説明したいと思います。FAAもRisk Managementには一冊の本を出しているぐらいですので、単純では無く結構奥が深い物です。明確な線が無いのも事実で、色々な事が重なっている所も有ります。 ここでは基本的な事と言うかイントロぐらいに思って頂ければと思います。色々と単語や用語が出てきますが、他にも使われていたりします。 

同じ飛行機のRisk Managementの本によっては、ここに書いて有る用語が出ていない場合もあります。 目的は同じなのですが、説明方法や対処法は色々と有るので、皆さんも臨機応変に学び対応してください。ここは飛行機の世界ですので、飛行機が中心になります。表現の違いだけで、どれでも同じですので使える所は、違う場面でも使い、違う世界のノウハウも含めて、より安全な飛行をして下さい。

(正直、余り勉強をした事が無いのですが、筆記試験に出ていたので、調べていると深みにはまったって感じです。その為、私もそこまで精通してません。詳しい事は専門家や貴方の教官と確認して下さい。)

Flying involves risk. To stay safe, you need to know how to judge the level of risk, how to minimize it, and when to accept it.
飛行には危険が伴います。安全に行くのには危険の度合いを判断し、リスクを最小限に抑え、どの様な時に危険に立ち向かうべきかを知る事が必要。 
(FAAのPractical Risk Managementより、私個人の勝手な訳です) 

対処方法は、危険な状態・状況や操縦士の状態、飛行機の性能、気象などの外的要因など複数の要因で大きく変わって来ます。 その為、対処方法は色々と考えられます。 明白な対処法もあれば、複数の対処法が有る場合もあれば、経験や技術、知識で対処方法の幅も方法も変わって来るでしょう。

パイロットが行なうRisk Managementは危険を最小限に抑え、安全に飛行を遂行する事です。 その為にはRiskに気づき、そのRiskを判断し、適切な判断を下して、安全に飛行する事になります。Riskとは何か、どの様に察知するか、対処方法を選ぶ事にになります。 ここでは、それらの項目を認識し、より良い判断を下せる様にするのが目的です。 

「気づく事」が最初で、これが出来ない状態だとRisk Managementが出来ません。その為、Risk ManagementはHazardやRiskに気づく所から始まります。 

違うかも知れませんが、日本の報道を聞いての素人意見です:

福島原発事故での報道でよく聞かれた言葉ですが、定義が違って気がするのです。日本では違うのかも知れません。報道を聞いていると「絶対にRiskを背負わない」為の方法論とのニュアンスに聞こえました。

でもFAAのテキストを読んでいると、Risk Managementは完璧なRisk回避ではありません。可能性と結果を考えた時に、どの道を選ぶのか最適か?もしくは、何時リスクを回避すべきか?だと思っていました。

FAAのテキストには"to minimize" と書かれていて、日本の報道だと"must avoid it"と意味が違って聞こえました。

もちろん、FAAの定義でも事故回避は含まれて居ます。 福島原発では、安全神話に頼りすぎて、日頃のRisk Managementが無視されてた事を言っていたのか知れません。 

飛行する、原発を使う、両方とも何からの危険性は有ります。 人が生きているだけでもリスクは有ります。色々と考えるとRisk Mangementは単純で無い事ではありませんが、危険と向き合う時には必ず必要な物となるのでしょう。

 

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TOP : HazardとRiskの定義 危険とは : Risk Assessment : 3つのP : 危険を察知する為のPAVE : 筆記から

 


今回の参考資料: FAAのサイトから無料でダウンロードできます。

  • FAA-H-8083-2 Risk Management Handbook 大きいのでFAAのサイトからダウンロードをして下さい。 (112 Pages)
  • Risk Managementのチラシの様な解説 (その  ・  ・  ・ ) かなり良いよ。 FAAからもダウンロード可能です。

注意: ここでは色んな事を書いていますが、Risk Managementは状況や状態、操縦士、航空機、外部などによって毎回変ります。 また私が書いた事と違う方法が良い場合もありますし、完璧では有りません。 また私はRisk Managementの専門家ではありません。 それに、教官の免許の書き換えセミナーで初めて聞いたのが本当です。 経験や語学力を駆使して、FAAの参考書を読みましたが、完璧とは思えません。 基本の基本ぐらいでしょう。 また、Riskとは色んな場面で、色んなレベルで使われるので、ここに書いたのは一例でしか有りません。 ひとによっては反論する人も居るでしょうけど、どちらも間違いでは無いと思います。 皆さんが飛行経験を積まれる上での参考程度になれば良いと思ってます。 完璧・完了では無いのでご理解ください。

皆さんは、ここのページに書かれている事を参考により良いRisk Managementを研究、検討、追及してみて下さい。 言える事は飛行時間が多いだけ、とか法律に違反してない、、、の様なレベルではありません。 経験と法律は大事です。 しかし、それら以上に、より冷静に判断する事が求められます。 皆さんは教官さん等とRisk Managemnetについて話し合い、より最良の方法を見つけて下さい。 ここは完璧ではありません。

 

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