私は 「操縦桿は指2本で十分や。 トリム、トリムを使え!」って言ってます。 まあ、例なんで参考程度に読んでね。
常に2本と言うわけでは無いのですが、離陸や滑走路寸前とかで無い限り、それ以上の力はまず不要です。 また完全に手放しで飛ぶのは緊急時の対応に遅れますで完全な手放しは出来ませんよ。
そこで私が考えたは、操縦桿の左下の隅を指2本で軽く押さえる事です。(別に3本でも良いです) 手全体と比べて指だけの時は、緊張しても指に力が余り入りません。 この状態で操縦桿が重いと感じるのはトリムが合ってない証拠ですので、即座に手に力を入れないでも済む位にTrimを微調整してやります。
身近に飛行機が無いので、カッターナイフを操縦桿に見立てて居ます。
操縦桿は軽く持つ方が、操縦が上手く行きます。 この時がトリムの出番です。
現実な話、それでも人間は緊張してしまいます。 そこでお勧めが「意識的に操縦桿と指の間に1mm程のスペースを作ってやる事です。これでTrimの確認が可能になります。
私が操縦桿のチェックをする時は1mm程の隙間を空けます。
Trimが合っていれば、何の変化も無いのですが、 実際は操縦桿が動いてしまうのが現実でしょう。 正しくセットされていれば隙間は一定のままです。外れていれば、どちらかの指に操縦桿が動いてきますので、それでTrimが正しくセットされてい無いと分ります。 そして十分にリラックスも出来ていないとも分ります。
またする事で、方向も分かり、調節も楽に出来ます。
開けた間隔が1mm程なので操縦桿も1ミリほどしか動きませんので、ピッチの動きは限定されています。 飛行機の姿勢が大きく変化する前に、Trimを微調節してやって下さい。 こうやって、1mmの隙間が空いてもピッチが変わらなければ、トリムが確実にセットされていると分かります。 数回の繰り返しで大体が合うでしょう。 緊張してるな?と思う時こそ指と操縦桿の間にギャップを作ってやって下さい。
間隔を開けるのに違和感を感じるなら、指でOKリングを作り、指先で操縦桿を支えて下さい。 そして、その指のOKリングをパッ、パッ、パッとのタイミングで離してみると、Trimの調節度が分かるでしょう。 方法は何でも良いのですが、肩と手の力を力を完全に取り除いても飛行機が勝手に飛ぶ状態を作ってやって下さい。
水平飛行で暇なら、この時にも指をパッ、パッ、パッとして、トリムとリラックス度を確認しても良いでしょう。 足も同じです。 この時に無意識に足に力を入れてないか?と軽く離してやって下さい。 エレベーターと同じで、足が以外と緊張していて不必要にラダー踏み込んでいる時が、多々あります。 飛行後に足が疲れる人に特にお勧めです。
注意: トリム調節をする時に、変に肩や手に力を入れたままで調節しないで下さい。 調節は何の力も入れないで! 力を入れた状態でTrimがセットされてしまうと、常にその力を入れてないと真っ直ぐに飛びません。 これではTrimの調節の意味が全くありません。
ここからは状況に応じて貴方自身に取って一番楽な方法を編み出して下さいね。 基本は同じです。 後は一番楽な方法をカスタマイズして「飛行は楽に!」を意識して下さい。 そして、操縦桿は生タマゴ、豆腐ですよ。 そしてトリムで手放しでも飛行できる様にね。
それと、上記の方法は私ならって方法です。 単なる一例です。 貴方の飛行教官さんに使い方や握り方を教えて貰って下さいね。
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Intro : 原理 : Stabilator (Anti-Servo) : 使い方 (私流)