次は、計器やチャートを見て、機体の位置を見つけます。
今回は、「Holding Fixを通過する時に、、、」と問題が仮定されています。 上記の表示となってますので、 Heading 055でHolding Patternに入ったと分ります。
Holding Fixは NDB局が指定されています。 またADFではNDBの真上を飛行すると、針はぐるんと回って、後ろを示します。 このADFはグルンと回っている最中ですね。
(VORと違って「OFF」の表示は有りません。)
機首が055度の方向を向いてNDBの上空を通過しましたので、
上記の方向からFixに入ってます。 8番と9番で描いた図を参考にすると、この位置ではParallel Entryになります。NDBの上空を飛行する時は、ADFの針は180ど回転しますので信用性が一時的になくなりまして、この問題のケースですとADFは無視します。
番外編: NDB局の真上じゃ無くて、 かなり離れた所での表示なら、、、
次はチャートを使ってのEntryの求め方。