PTS: Private Pilot-Airplane: 私が貴方の教官なら。。。。
「もし、私が教官なら」を想定して問題を考えています。
AREA of OPERATION
: BASIC INSTRUMENT MANEUVERS 計器飛行の基本
NOTE: The examiner shall select task E and at least two other TASKs.
試験官は必ずTask EのUnusual Attitudeの試験を行います。それに別に、下記のタスクの内、最低2つを選びます。
A. TASK: STRAIGHT-AND-LEVEL FLIGHT 水平飛行
B. TASK: CONSTANT AIRSPEED CLIMBS 一定速度での上昇
C. TASK: CONSTANT AIRSPEED DESCENTS 一定速度での下降
D. TASK: TURNS TO HEADINGS 指定針路までの旋回
Task AからDまでは、内容が似ているので一つにまとめます。 厳密に言えば一つ一つ違いますが、Privateは計器飛行証明でも無いので簡略して質問を考えて見ました。 もちろん飛行を教えるとなれば、これらも大事な事でもあり別々に教えますが、そこらは貴方の飛行教官に任せます。 ここでは基本的な事柄を聞いてみたいと考えました。 (文章で説明や質問を考えても、文章だけではカバー出来ない所もあるんです。)
- Hoodって聞いた事はありますか?使った事はありますか? View Limiting Deviceとも言いますが、知ってますか?
- 計器飛行で最も中心となりやすい計器はどれですか? もしくは重要な計器は?
- Hoodを使った状態や前が良く見えない状態では、どの様に計器を見るべきでしょうか?
- またそのテクニックを何と言いますか?
- 計器飛行は、一つの計器に頼る事はタブーとされています。 何故でしょう?
- 計器飛行中は操縦桿の動きを小さくしてますか? 大きく動かすのは、どうして良くないのでしょうか?
- 計器飛行で上手に飛ばすにはトリムが重要です。なぜトリムが重要なのでしょうか? そしてトリムも微調整が基本となる理由は?
- Primary Instrumet と Supporting Instrumetと言う言葉がありますが、どう有意味ですか? 暗記する事でも無いですけど単語ぐらいは。
E. TASK: RECOVERY FROM UNUSUAL FLIGHT ATTITUDES 必修 異常姿勢からの回復
- 計器飛行状態になって、機首が凄く上がっていると気が付きました。 どうやってStraight-and-Levelに治しますか?
- 計器飛行状態になって、機首が凄く下がっていると気が付きました。 どうやってStraight-and-Levelに治しますか?
- パニックを起し、気が付くとStall Warning Hornがなりました。どうしますか?
- Stall Warningに驚いてパニックを起て操縦桿を押し込んだら、気が付くとAirspeedがグングン増えています。どうしますか?
- 聞いた事が無い様な大きな隙間音が聞えます。どうしますか?
- 雲の中で、右に傾いていると思うのに、Atitude IndicatorはStraight-and-Levelを示しています。 どうしますか?
- 地平線が見えない状態の時に、Heading Indicatorが旋回を示していますが、貴方はStraightと思います。どうしますか?
- 計器飛行ではCross Checkが基本です。 Cross Checkって何ですか?
F. TASK: RADIO COMMUNICATIONS, NAVIGATION SYSTEMS/FACILITIES, AND RADAR SERVICES
間違って計器飛行状態になった際の、無線交信,航法施設,レーダーサービスの使い方について。
内容はCross-Countryと同じ様な事です。ただこちらは緊急性があります。
- 計器のみに頼りながら飛行する際の無線交信、 航法施設、レーダー・サービスの使い方について教えてもらいましたか?
- Radarで近くの空港まで誘導してもらう方法は?
- VORだけで飛行地点を探す方法を説明してください。
- 飛行場所のRadar管制官の名前と周波数は? もしくはX-Cのルート上での管制官は誰でしょうか? ApprochやCenterなど
- もし周波数が分からない時は、何MHzの周波数を使うと良いでしょうか?
ここに出ている問題は、最初の部分を除いて、多くがOralよりも飛行試験に対する物が多く出ています。ですが、試験官は飛行の事をOralで聞く事もありますし、逆に飛行中にOralの様な事をする場合もあります。最低でもPTSに出ている事柄は、何時でも答えられる様にして下さいね。どの試験科目Taskでもただ単に操縦が出来れば良いだけではありません。知識が必要です。 なぜそんな事をするのか、、、とかです。ここらはOralで聞くか聞かないかは試験官のやり方です。飛行中に聞くかも知れませんし、操縦を見て判断する人も居ます。 どちらにせよ、知識はパイロットにとって重要な物です。試験に出ようが出まいが、必ず身に付けてくださいね。
またこれらの問題は、PTSを元に私が想像で簡単に考えて作った問題で、全ての問題を含んでいません。 この問題を参考にして、飛行試験の準備の一つと思って下さい。そして分からない事があれば、教官か私に問合せるか、もしくは教科書で調べてみてください。 実際のOral対策は貴方の教官が行ってくれます。ここの問題は復習用です。 それほど、大きく間違えてるとは思いませんが、全てではありません。 それと、使う飛行機や搭載されている装置に手順や注意点が変わってきます。 もちろん、環境やその変化には影響されます。 また使う空港には、そこの独自の方法があるので、状況に合わせて調節してくださいね。
AREA of OPERATION
I. PREFLIGHT PREPARATION
II. PREFLIGHT PROCEDURES
III. AIRPORT AND SEAPLANE BASE OPERATIONS
IV. TAKEOFFS, LANDINGS, AND GO-AROUNDS
V. PERFORMANCE MANEUVER
VI.. GROUND REFERENCE MANEUVERS
VII. NAVIGATION
VIII. SLOW FLIGHT AND STALLS
IX. BASIC INSTRUMENT MANEUVERS
X. EMERGENCY OPERATIONS
XI. NIGHT OPERATION
XII. POSTFLIGHT PROCEDURES
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