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Private Pilot Ground School モドキ

I. FLYING AN AIRPLANE 飛行機を操縦する際に関連する事など
航空機の操縦では、色々な事柄が、広範囲に学ぶ必要があります。 ここでは、操縦に関しての知識を養う為に設けました。 「その他大勢」とも見えますが、各項目は大事なので手抜きはしないで下さい。 小さな事柄でも飛行に当っては大切な事です。

  1. You have to do WALK AROUND INSPECTION before each flight.  飛行前には操縦士の貴方が歩いて安全点検をする事。
    • Check Aircraft's condition (no damage, missing parts, nor blockages, etc)
      航空機の状態は? 損傷は? 損失した部品は無いか? 詰まってないか。
    • Check Required Inspections 必要な点検は行われているか?
    • Check Required Documents and Certificate 書類や免許書は有るか?
  2. Taxi techniques タクシー中のテクニック
    • Position of Aileron and Elevator エルロンとエレベーターの位置は?風で転倒したりしないこと。
    • Difference in Tricycle type and Tailwheel Type この2種類の大きな違いは?
  3. Wake Turbulence Avoidance  後方乱気流を避けるには
    1. is created when lift is created. 翼端渦流は揚力の発生と共に生まれる。
      • Vortex created around wingtip. 翼端を中心として渦巻状の強い乱気流が生まれる。
    2. It is most dangerous when the airplane is HEAVY ,SLOW and CLEAN.
      重たくて、低速、そしてCleanな状態(Flap Up, Gear Up)で最も危険で強くなる。
    3. It tend to sink below the flight path 飛行経路よりも下に沈む傾向がある。
      • Takeoff following other aircraft 続いて離陸する場合は、前の機より早いポイントで離陸する様に。
      • Landing following other aircraft 前に続いて着陸する場合は、接地ポイントを超えてから。
      • Crossing flight path 他の飛行コースを横切る時は、コースの上を通過する事
    4. Jet Blast (especially from a large Jet Engine) ジェットエンジンから吹き出る気流。(排気) 
      ジェット機の排気は強烈なので、後ろでは距離を開ける事。
  4. Collision Avoidance from other aircraft 他の航空機との衝突防止策
    1. Mid-Air Collision is mostly FATAL 空中衝突は致命的な場合が殆ど。
    2. Use of Eyes for Avoiding Other Aircraft 目の使いかた。
      1. Day time: 10 degree sector mechanical scan
        左右に視線を流すのでは無く、10度づつに区切って確認していく。
        意識的に見える範囲は凄く狭い。見えていても意識できない所が大半。
      2. Night time: Off center viewing 暗い時は見たい物と、視線の中心をは外して見る。
      3. Avoid white light for 30 minutes before a night flight
        夜間飛行をする際は30分以上は白いライトを見ない。暗闇に目が慣れるのに30分は必要
    3. Collusion course 衝突コースに居る飛行機は、
      1. when it seems stationary 止まっている様に見えて、
      2. near the level (height) of a horizon 水平線の高さぐらいに見えて、(距離が比較的有る場合)
      3. they are harder to see in collision course 衝突コースに居る時が、見つけにくい
    4. Clearing turn (make sure no planes in any blind spots) クリアリング・ターンの必要性
      飛行機でもヘリコプターでも自動車でも構造的に見えない部分があります。姿勢やコースを変えて他の航空機が近くに居ないかと確認するのが重要になります
      1. in a High Wing Airplane, before each turns. 進行方向が見えないので高翼機の場合は旋回の前に確認する。
      2. prior to each maneuvers turn to Right and Left マニューバーを行う時は右や左を見る事。
      3. on the airway 航路上は航空機が多いので高度を帰る時は、左右に軽く旋回して確認後に高度変更を。
    5. Use and Turn on
      1. Anti-collusion light any time. 衝突防止等は常に付ける事。 FAR 291.107(b)
        (夜間の場合:ストロボライト等は視力に影響を与える可能性が有るので使用は機長の判断に任されていますが、最低でも他の飛行機からでも見える様に滑走路に入る前から点灯するべきです。着陸機からは見えないかも知れません。雲中飛行など反射する場合も悩みます。Spatial Disorientationの原因になれば意味は無いが、見えにくくなるの事実です。 interest of safety)
      2. landing lights, at least near an airport 着陸灯も付けるべき。特に空港付近では。
    6. Appearance in Hazy Day. かすんだ日での見え方。
      1. Aircraft and terrain look further than actual. 実際よりも遠くに見える。 錯覚。
      2. Closer than what you think. 思ってるよりも近いので、危険性が高い
    7. VFR, day, clear sky near an airport is the most dangerous 
      空港に近くて、天気が良い快晴の昼間に最も多くの空中衝突事故が起こりやすい。
      空港付近は飛行機が多くて、意識が離着陸に集中しがち
      天気が良いと意外と見難い。 町に溶け込んで見えるし、飛行機も多くなりやすい。
  5. Emergency 緊急時
    1. Engine Failure エンジンの故障
      1. Keep the best glide speed (before anything, altitude is only your friend) 
        単発機で故障した場合は、即座にBest Glide Speedを保ちます。 
        出力が無い状態では高度が唯一の友達と言われています。 高度があれば対策も多い。
      2. Look for the landing spot and turn to there. 着陸できそうな場所を探して、直ぐにその方向へ向かう。
        • do NOT attempt to turn around on takeoff 離陸直後は引き返すよりも、前方に行く。
      3. THEN, Trouble shoot ここまで出来れば、問題解決、Trouble Shootをはじめます。
        基本的にはPOHやCheck ListのEmergencyの部分に書かれている物に従って行います。
      4. Stop the engine. 再起動出来無い場合は、衝撃に備えてエンジンを完全に停止させます。
        • Fuel shut-off or selector valve = off, Mixture lean to idel cut-off, Ignition switch off,
      5. Transponder 7700 トランスポンダーを「7700」に合わせて緊急事態を知らせる
      6. Radio 121.5 (or on frequency your are on. if not, nearest airport, ATC or FSS frequency)
        緊急用の周波数は121.5。交信中はその周波数で。 近くのTower, ATC, FSSの周波数も方法のうち。
      7. Mayday mayday mayday,... (declare and state your problem, location, # of people etc)
        Maydayと三回言う事で緊急事態を宣言する。 問題内容、場所を伝える。
        そして墜落や不時着に備えて、人間の数や機体の色、装備等を伝える。
    2. Radio failure 無線機の故障
      • Transponder 7600 トランスポンダーを7600に
      • ATC light gun signal for Class-D Airports Class-D以上の空港ならライトシグナルで指示を仰ぐ。
    3. High jack (Transponder 7500) ハイジャックされた場合は7500に
  6. Radio phraseology (just for passing a written exam) 無線用語 (筆記試験の合格目標限定です)
    1. Altitude: 10,500 feet= One zero thousand five hundred feet
      高度を伝える時は"Thousand"と"Hundred"を明言して、一つ一つを明確に伝える。
    2. Call FSS: Oakland FSS = Oakland radio FSSを呼び出す時は"Radio"になります。
    3. N-number: N123SF = November One Two Three Sierra Foxtrot
      機体番号のみを伝える時は、NのNovemberから始まって、一つ一つを明言する
    4. Ground Control (ATC) 地上での運行中
      1. Runway 13 = don't mean enter or cross the runway 13. Requires clear instruction.
        滑走路番号を言われても、それで滑走路には入れません。 明確な指示や許可が必要です。
        ”Taxi to Runway 13"は滑走路13の手前までと言う意味で、どの滑走路にも入れません。
      2. Crossing a runway = need a clearance or instruction from ATC
        通過するには必ずATCから明確な許可が必要です。 赤い看板が見えて不安な場合は確認。
        不安なら、後ろに飛行機が居ても、滑走路の手前で一旦停止しても大丈夫。必ず確認。
      3. You should contact ground control after landing WHEN ADVISED BY TOWER,
        グラウンドに交信するのはTowerの指示があれば行えます。 逆に無ければTaxiwayでも周波数の変更は出来ません。 たまにTowerとGroundが同じ人がやってる場合もあります。
    5. Traffic advisory 'Traffic 2 o' clock.." is based on your ground track, not heading. 交通情報。
      方向を時計に見立てて、他の方空気の位置を教えてくれる場合があります。 この時は
  7. Emergency Locator Transmitter = ELT
    1. Emits signal when detect high impact, and rescue begins
      墜落などで強い衝撃を受けると電波信号を発信して、救助活動が始まります。
      (誤信号も多いので完璧とは言い難い部分がありますが、非効率だが本当の事故では効果的。)
    2. Frequency: 周波数
      • 121.5 (and 243.0) MHz for analog signal, and アナログは121.5 と 243.0 MHz
      • 406 MHz for digital signal with more information included (and will replace analog)
        デジタル化で406 MHzも使われる様になり、より多くの情報が送られて、救援活動も敏速になります。
    3. The battery must be charged (or replaced) 電池の交換(もしくは再充電)は
      • each 1 cumulative hour 合計して1時間以上使った場合
      • after 50% of their useful life is expired. 寿命の50%に達した時
    4. ELT may tested only on the ground during the first 5 minutes after the hour
      毎時、最初の5分だけ実際に信号を出してのテストが可能です。(例: 08:00〜08:05とか19:00〜19:05)
      • for analog ELTs. アナログ形式のELTのみ
      • upto 3 sweeps. 121.5 MHzを聞くと独特の音がします。それが最高で3回まで。
      • Airborne Test are NOT authorized 空中でのテストは禁止されています
      • for digital, follow manufacture's instructions デジタルタイプはメーカーの指示に従って下さい。
    5. Check ELT after each flight if it is not activated. フライト後には毎回ELTが作動していないか確認する。
      着陸や乱気流などでELTが作動する場合があるので、飛行後は121.5でELTが誤作動していないか確認する。
  8. VHF/DF=Direction finder 無線で航空機の方向を探す装置。(Radarが完備される前に重宝されたのかと思います。)
    今のご時世ではこの装置の出番は少ないでしょうが、迷子などの緊急時の為に昔から有る装置。 
    • Most FSS and some Tower FSSやTowerが持っている場合がある。
    • DF helps the pilot to find the direction from the station. 
      無線の信号を受信して、航空機が居る方向を見つける装置。
    • Two-way radio communication equipment is required to receive the support.
      これを使うには通常の航空無線機(2方向)があれば、サービスを受けられます。
  9. Time Zones 時差・タイムゾーン アメリカは広いので本土でも4つの時間帯がある。
    • Convert to (or from) Zulu Time (UTC) from (or to) Local Time 標準時間と現地時間に変更できる様にね。
    • Uses of Time Zone Chart 筆記試験ではチャートが出ていますので、目を通して下さい。時差も書かれて居ます。
  10. Notice to Airman = NOTAM ノータム
    • To inform a time critical information which could affect any flight 
      飛行に影響する様な「変更」情報を伝達する方法。 チャートや刊行物の内容が変更になった場合等に。
      私らが飛行する前には必ず確認する義務があります。 (忘れる時が多いですが、特に遠方に行く場合)
    • temporary nature 基本的には一時的の物です。恒久的な物はチャートや刊行物が変更になるまで。
    • not sufficiently known in advance to be published 発行されるまでに間に合わなかった情報
    • types of NOTAM ノータムの種類
      1. NOTAM-D 通常のノータム (A/FDに出ている空港や空域、航法設備に関する事。)
        (以前はNOTAM-Lと言って一部の人にだけ影響の有る物を別にしてましたが、今は一本化されてます。)
      2. FDC NOTAM 計器飛行(IAP)や他のチャートの変更など。 TFRも。 (法的な拘束力がある)
      3. Pointer NOTAM 影響の与えそうなFDCやD NOTAMを教えてくれる。
      4. Special Use Airspace NOTAM 予定外の時間にSpecial Use Airspaceが有効になる場合に出される。
      5. Military NOTAM 軍の空港などに関してのNOTAMです。
    • NOTAM (L) does NOT exist このNOTAMは無くなりまして、NOTAM-Dに吸収されました
  11. Flight plan フライトプラン・飛行計画書
    • For VFR, it is recommended アメリカではVFRの時は、推奨されているだけです。
      レーダー管制官からTraffic Following受けて飛行する人も多くFlight Planを使う人は減ってるでしょうけど、
      Flight PlanはCloseする最後の最後まで確認してくれますので、今でも強い武器です。
    • For IFR or DVFR, you have to IFRやDVFRでは必ず必要になります (DVFR=ADIZを通過する時)
    • Let people know you are flying, if you don't return, they will look for you
      飛行している事を、皆に知らせる方法です。帰って来ない場合には捜索がはじまります。
      1. For a VFR flight, FILE your flight plan by a phone, internet, DUAT, radio, or in person to FSS before takeoff, 
        離陸前に電話やネットなどを利用してFSSにファイルをする。 (提出)
      2. OPEN your flight plan on the radio after takeoff,
        離陸後にFSSに交信してフライト・プランをOPENすると連絡。 無理に焦る必要は無い。
      3. May report progress (position report) or amend as needed
        位置の報告をする事で緊急時の範囲を減らせる。 また空中で変更も可能
      4. CLOSE your flight plan by the radio or phone with FSS 飛行が終了すればCloseする事
      5. Don't forget to close or police, rescue and military will be looking for you.
        Closeを忘れると、貴方が帰って無いと見なされて、捜索が始まります。
    • When filing, foloow the format or use Form 7233-1 ファイルする時は、決められた順序で。
  12. Airport/Facility Directory (A/FD)
    1. A book contains airport, navaid, and other data
      空港、航法施設、その他のデータを大量に含んだ便利な本
    2. issued every 56 days 56日間ごとに発行される
    3. Check NOTAM before flight 準備期間を含めると、全ての情報が最新とは言えないのでNOTAMを確認する。
  13. Advisory Circulars AC FAAからの情報集とでも言いましょうか。
    1. to provide aviation information and/or help to comply FARs, but not regulatory
      関係者に情報を配布したり、航空法にのっとた手順。(FARで指定されている場合を除き、法律では無い)
    2. AC numbers are corresponds to FAR subchapter title: such as.... 番号はFARの番号と関連している。例えば、
      • 60: Airman 60番台は操縦士向け
      • 70 Airspace 70番台は空域に関する事
      • 90 General Operation and ATC 90番台は一般的な操縦や無線に関する事。
    3. issued by FAA and printed by government printing office. 
      FAAが発行している。 大きなACは連邦政府のPrinting Officeが製本・販売してる場合も有る。
    4. Some are toll, some are free. (Now on the the FAA Web Site for free) 
      有料と無料の物がある。FAAサイから無料でダウンロードが可能
    5. Some AC's are changed to Handbook, such as Airplane Flying Handbook
      最近はHandbookと名前を変えてるのが増えています。以前はACだったのがHandbookとして新しくなってる。
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