リスクの判断、Risk Assessmentの一部。リスクを感じた場合、そのリスクを回避するとの判断を下す事もあります。もしくはダメージや確立を減らす方向へ計画を変える事も可能です。 この様な変更をMitigating Riskと表現できます。
回避する、変更すると判断しても行動や変化が伴わないと無いと無意味です。 リスクを認識して分別するだけでは無意味で、行動を起さないと意味がありません。 避けたり、減らしたりと色々な事を考える必要て行動する必要があります。
例として:
50マイル離れた地点A から地点 BまでをMVFRで飛行する場合はどうするべきか?
(MVFRは違法ではありません。でもリスクが高い物ですよね。)
- 気象がVFRになるまで待つ。 (無理して飛行する意味は有るでしょうか?)
- 計器飛行証明を持つパイロットと一緒に飛行する。 (急変した時に計器飛行で回避できるかも)
- 遅らす。 今、無理して飛行すべきでしょうか。
- フライトをキャンセルする
- 自動車で行く。 必要なら自動車で行くのも方法です。
飛行中なら:
- 機内の装備を使う。 (オートパイロットは? 乗客にサポートを頼めるか?
- 少しでも変化を感じれば、少しでも早めにルートを変更する。
- ATCやFSSより最新情報を得て、悪化する前に対応を考える。
- 危険性が高すぎると感じた場合は、引き返すか、最寄の空港に降りる。
- I'm Safe Checklist や PAVE Checklist を使い早めにリスクを見つける。
離陸前や飛行中でも有効。
このリスク回避(Mitigating)には "I'm safe Checklist" と "PAVE Checklist"ってのがアメリカにあります。 他にも色々と有るのですが、この2つが有名でしょう。 CFIになると頻繁に耳に入ってくるでしょうけど、StudentやPrivateでも必須にした方が良いんじゃ無いかと思っています。 安全を優先している人なら無意識に行って居るかも知れません。 でも文面化したり、リスト化する事で理解が深まり、ミスも減ると思います。 是非マスターして日頃のフライトに利用してください。 次はこれらのチェックリストに付いてです。