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VOR Stationに付いて。VORは磁石の北を000度として時計回りに360度信号を出しています。そして方向(Radial)によって信号が少しづつ違います。その信号の違いで航空機は位置が分かって来ます。 まず、起点となる北はMagnetic Northです。航空機はCompassを使って飛行するので、Maganatic 磁石の北を使うのは自然な流れでしょう。 北から、理論上は36万本ぐらい無数の信号が出ていますが、人間にはそこまで区別もつきませんし、その必要もありません。その為に便宜上、VOR Stationからは360本の信号が出てると考えます。(考えましょう) 航空機に搭載されているVOR受信機は 何度のRadialに航空機が飛行しているが分かっています。 その360本の信号は、北からの角度・方向によって名前が付けられています。 まず北の000度は000度ラディアル、000 Degrees Radialと言います。そして時計回りに、角度を測って"xxx Degrees Radial" と言います。 わかり易くする為に、Sectional Chart上ではVORの回りに方角が描かれています。この円をCompass Roseと言います。 もし270 Degrees Radialと言われれば、Magintic Northから270度の方向にと言う意味です。 違う考えで行くと、チャート上のVORからCompass Roseの27を通過する直線上と言う意味です。 飛行機が270度Radial上に居ると分かった場合は、VOR Stationから左やや上の27を結んだ線か延長線上に航空機が居ると言う意味です。
上記のチャートは中心の空港にあるVORから左右にもAirwayが出ています。 左側のAirwayは258度RadialにAirwayが設定されています。北より時計回りで258度の方向にAirwayが延びていると分かります。そして右側には081度RadialにAiwayが設定してありますので、時計回りに81度の方向にAirwayがあると分かります。 ここではRadialと書いていますが、パイロットや管制官は「Radio」と発音する時があります。上記の例では「258 Degrees Radial」となるべきなんですが、多くの人は「258 Radio」とか「258 Degrees Radio」と言います。 どちらでも正解です。
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