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VOR Stationの3種類

VOR Stationの種類は機能によって、3つに分ける事が出来ます。パイロットに利用可能な情報信号が違います。VORを使う上では、使い方には変化はありませんので、VORだけを使うのであれば変化はありません。

VOR Station on a chart, VOR Only Station
VOR/DME on a chart, VOR with DME
VORTAC on a chart, VOR with Tacan. Tacanは軍事用で民間機はDME Stationとして使えます。
VOR Station on an Airport.  VOR Stationが空港内に有る時はチャート上では白抜きの点で示されます。
VOR Station
VOR/DME
VORTAC
オマケ
通常のVOR局です。
VORの信号だけ送信

通常のVOR局にDMEの
機能が有る。

軍用のTACANが併設されている。
民間にはVOR/DMEと同じ
空港にVORがある場合は点で描かれる。

航空機に搭載されている設備がVORだけなら、どの局も同じ機能があり、情報も同じです。
DMEは局と航空機の間の距離を教えてくれます。(Distance Mesuring Equipment)
TACANは軍用の装置です。民間機はDMEとして使えます。

VORTACのシンボル

左はAvernalと言うVORTACです。 中心点がVORTAC (VOR/TACAN)局です。

局の回りには半径が10マイルの所にコンパスが描かれています。これは局からのMagnetic Courseをパイロットに教えてくれます。 英語ではCompass Roseです。

     

上記はPaso Robles VORTACについて書かれた情報です。
周波数は114,3MHz、 Ch 90はチャンネル90って意味でTACANに使われます。
周波数に書かれた下線はこの周波数では、音声が無いと言う意味です。
PRBはPaso Robles VORTACの略語で、隣にモールスコードが書かれてます。
右上にあるHの白抜き丸はHIWASを意味してます。もしHIWAS情報があれば、
この114.3MHzで聞く事が出来ます。 (下線は24時間で無いという意味でしょうか)
そして一番下のHawthorne FSSが音声で情報を伝えるという意味です。
この場合の周波数は箱の上に書かれた物です。ここでは122.4MHzです。

 

VOR StationのService Volume

VOR Stationを含むNAVIAID(航空用の無線航法施設こと)にはService Volumeと言うのがあり、それによって、Airway以外など指定されえ居ない場所で安全に使える距離が決まっています。 VOR Stationでは High, Low, そしてTerminal Service Volumeと三つの物があり、高度と使える距離が決まっています。

VOR StationのService Volumeについて。

High Altitude Service Volumeでは18,000フィートから45,000フィートなら130マイルまで使用可能です。 私らが多く飛行する10,000フィート前後なら40マイルまで使用が可能です。 18,000フィート以上のJ-RouteはこのHigh VolumeのVORが使われています。 細かい、距離と高度は上記の図を参考にしてください。 

Low Service Volumeは18,000フィートまで使用が可能で、40マイルです。 上限が18,000フィートなので、J-Routeには使われません。PrivateやIFRの資格を取るなら、通常はVORの使用距離は40マイルと覚えておけば良いでしょう。

私らの様に18,000フィート以下を飛行する場合はVORとVORの間は80マイル以内なら安全に飛行出来ると考えても問題は無いでしょう。 現実にはHighとLowが混載してるのでVORから40マイル以内なら問題は少ないと思えておいて下さい。 まあ片方がHighなら、高度によってもっと遠方まで安全に使えますけど。

このService VolumeはAirwayで指定されていないルートなど、FAAが航空路として認定していない場所でも、安全にVOR Stationの信号を使って計器飛行(IFR)が可能になる距離を表しています。 (障害物の高さでは無く、VORの信号の強さです。)

Airwayが設定されて居る時は、Service Volumeの距離を越えても、安定したVOR信号を受信できると認められいます。このService VolumeはVORを使ったOff-RouteでのIFR飛行が可能範囲を示す物です。

もちろん、山や障害物でService Volume以内でもVORが使用できない場合があります。これに付いてはAirport/Facility Directoryに出ています。 Service Volumeも記載されています。

またTerminalは低高度までで使用可能距離も25マイルと短いです。 実際にもあまり使われて居らず、有ってもIAPやDepartureなど限定された範囲で使われる程度です。 (未確認ですけど、Sectional Chartにも出ていないかも)

 

次は航空機に搭載されているVORの設備について

  1. トップ スタートのページ
  2. 二つに分けられる、VORシステム 地上設備と機上装置が無いとね。
  3. 地上にあるVOR Station
  4. VOR Stationの種類
  5. 航空機に装備されている VOR Airborne Equipment
  6. VOR Indicator VORの使い方に自信の持てない方はここからでもOKですよ。
  7. OBS Selector の役目
  8. TO-FROM Indicator (名前に惑わされないでね!)
  9. CDI Needle (VORの中でフラフラ動いている針の事です。)
  10. To-From Indicator と CDIの関係
  11. VORの表示は理解できましたか? 確認クイズ ここでVOR表示に付いては終了
  12. 局に向かって真っ直ぐ飛ぶには? ここからVORの使い方について。
  13. VORクロスチェック 横のVORで飛行位置の確認 Cross Check
  14. 迷子になちゃったら Lost Procedure (VORだけを使う方法)
  15. 指定コースを飛ぼう Intercept, Tracking, and Wind Correction
  16. 計器飛行向け。 ILSやLocalizer等について。 IFR用の施設。Privateの方は参考に。 


別にPrivateの筆記試験に出ている訳では無いので、参考情報として: IFR, Commercial, ATP は別です。
この他にもVOR局の使用可能距離に合わせて、High, Low, Terminalと分け方があります。(正式にはStandard High Altitude Serviceとか言いますけど)。Private PilotではVORの信号は40マイルまでOKと覚えておけば問題は無いでしょう。

ただTerminal VORは25マイルです。High Altitude VOR に関しては、14,500〜60,000 feet AGL以上の高度では100マイルの有効距離が有り、また途中の18,000〜45,000 feetでは130マイルの有効距離があります。これらをService Volumeと言います。 まあ、一般の小型機で14,500 feet AGL以上を飛ぶ事はまれなので、VORの有効範囲は40マイル以内と覚えておけば、まあ問題は無いでしょう。

次は航空機に搭載されているVORの設備について

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