実際に私が飛行してい時に撮影した物です。
上のVORでは選んだコースが、10度以上外れていると分かります。右か左かは不明ですが、北から東の方向に選んだコースがあります。
右と言いたいのですがHeadingには関係が無いので、右か左かは言えません。方向(方角)は分かります。
下のVORでは選んだコースよりも3度外れています。ドット一つ分が2度を示しています。一つ目と二つ目の間ですから3度外れていると分かります。
OBSを3度左に回すと針が真ん中に来ます。 北から東の方向へ移動して、飛行している場所のRadialが3度移動しても針は真ん中に来ます。
Dotとコースからの距離
コースに近い場合、その微妙なズレを示す為にCDIの針が、ちょっとだけ動きます。 この場合はコースから2度ずれる毎に1ドットつつ針が動きます。 注意点はCDIの針は角度で示されますので、VORからの距離で、実際の離れた距離は場所によって大きく違います。
離れた距離は、、
約200フィートxドット数xVORからの距離(NM)=Radialから外れた距離
だいたい、30マイル(NM)で、1ドットの誤差が1マイル(NM)です。
この式はだいたいの距離を求める式です。 正確には三角関数(Sin, Cosなど)を使って計算するのですが、飛行中には不可能です。多少の誤差は有りますが、上記の計算式で距離を求めて下さい。
基本的には10度の外れると針が振り切れるとされてます。
(Full Scale, 上のVOR Indicator)
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