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2009 Instrument Written Exam (FAA Knowledge Test)
218. PLT170
When tracking in bound on the localizer, which of the following is the proper procedure regarding drift corrections?
A) Drift corrections should be accurately established before reaching the outer marker and completion of the approach should be accomplished with
heading corrections no greater than 2°.
B) Drift corrections should be made in 5° increments after passing the outer marker.
C) Drift corrections should be made in 10° increments after passing the outer marker.
ローカライザーをトラッキングする時、横風修正に対しての正しい手順は?
A) Outer Markerに達するまでに、正しいDrift Correctionを行い、アプローチ中の修正は2度以内に抑える。
B) Outer Markerを超えると、Drift Correctionは5度づつで行う。
C) Outer Markerを超えると、Drift Correctionは10度づつで行う。
Drift Correction 機首を風上に向けて、流されない様にする事
Tracking 決められたコースを流されずに飛行する事
--- 解説 ---
Instrument Appraochと横風
Instrument Approachを行う時は、必ず何らかの風が吹いており、多少なりとも横風に対応する必要があります。
これをDrift Correctionと言います。
しかし、ILSの様にLocalizerを使うApproachでは精度が高く、計器も近くなると凄く敏感に反応します。
近くなると、ちょっとの変化でも大きな影響がでます。5度の修正角度でも大き過ぎるため、アプローチがフラフラとします。
その為、Appraochを行う際には、Outer MarkerでWind Correctionを決めてしまい。修正もHeading変化が2度以内で収まる様にします。
しかも、滑走路手前では、Localizerは参考程度にして、Heading Indicatorで機首を守った方が綺麗に飛べるぐらいです
Localizerが敏感になり、滑走路上ではセンターラインから外れるだけでも、表示に現れるぐらい敏感になります。
(VORやNDBのOutbound Appraochの様に施設から遠い場合は、気楽なのですけど、精度が落ちます。)