HOME CONTACT LINK 検索
   ATC:航空無線      筆記試験 > PVT : IFR      PTS:飛行試験項目      お勉強室      航空辞書      けいじ板  


FAAの筆記試験(Knowledge Exam)について。 :  Privateの筆記試験について : PVTの問題へ : IFR、筆記の解説 : IFR問題へ

2009 Instrument Written Exam (FAA Knowledge Test)

232. PLT297
(Refer to figure 149.) What is the flight attitude? One system which transmits information to the instruments has malfunctioned.
A) Level turn to the right.
B) Level turn to the left.
C) Straight and level flight.

図149を見て。 計器に情報を提供するシステムの一つが故障しています。この状態での飛行姿勢は?
A) 右への水平旋回
B) 左への水平旋回
C) 高度と機首が一定の水平飛行

 

--- 解説 ---

まず、どのシステムが故障しているか? もしくは表示が間違っているかを検討します。

図を見てみると、Static Instrumentは一定をしめしています。 これだけでは、状態は分りませんが、少なくとも表示自体には矛盾は有りません。 次にAttitude Indicatorを「見ると右旋回、そしてHeading Indicatorは左旋回を示しています。 同じ動力源を使っているので、この計器類が故障してると考えられます。 Heading Indicatorの矢印は右側に行っているので、右旋回に感じますが、実際はカードが右に回っています。 と言うことは、Headingの数が減っていると言う事で、左旋回を意味しています。 この結果、他の計器には変化が無いので、水平飛行でしょう。

ぱっと見た感じは右旋回ですが、Heading Indicatorが左旋回。 動力源の違うTurn Coordinatorは水平を示していますのでHeadingは一定と考えられます。実際にこの様になった場合は、Attitude IndicatorとHeading Indicatorを紙切れ等で覆います。 間違えた計器を見ていると錯覚を起すので、隠す方が安全です。 そしてPitchは高度計と速度計を使い、VSIで確認すると言う方法でPitchを調節します。 Headingに関ししては、Compass と Turn Coordinator、それに時計を使って方向を保ちます。 これは緊急事態なので、IMCでしたらEmergecyでVFRになるまで飛行。VMCならIFRをキャンセルしてVFRで飛行します。



001 〜 010 011 〜 020 021 〜 030 031 〜 040 041 〜 050 051 〜 060 061 〜 070 071 〜 080 081 〜 090 091 〜 100
101 〜 110 111 〜 120 121 〜 130 131 〜 140 141 〜 150 151 〜 160 161 〜 170 171 〜 180 181 〜 190 191 〜 200
201 〜 210 211 〜 220 221 〜 230 231 〜 240 241 〜 250 251 〜 255        
各問題の参考項目  Learning Statement Reference Guide for Airman Knowledge Testing (問題の種類は何?)

 

新しい図が発表されました。 Private Pilot : Instrument Ratingへの追加版 (2014-02)

Private Pilotの筆記試験 : 2008年-03月分  (和訳&解説付き) : 2007年度版 : 2008年09月分 
計器飛行の試験問題 : 2009年06月 (和訳&解説付) : 2007年 
ADM (Aeronautical Decision Makings)の問題:  ADM Questions (Pvt & Comm)


HOMEATC:航空無線筆記試験 > PVT : IFRPTS:飛行試験項目お勉強室航空辞書けいじ板LINKサイト検索
Copyright c 2007-2017 Koji Ueda. All rights and Copyrights are the properties of Koji Ueda. All Rights Reserved. 上田浩史に著作権はありますが、お勉強・訓練には使ってね。教育関係はの方は必ず「CFI Japanから」と添えてお使い下さい。