131. PLT495
Which weather phenomenon is always associated with a thunderstorm?
A) Lightning.
B) Heavy rain showers.
C) Supercooled raindrops.
Thunderstorm (雷雲)で必ず発生する気象現象は?
A) 稲妻
B) 強いにわか雨 (激しい大雨)
C) 過冷水の水滴 (水滴が0度以下の雨)
解説
この問題は、説明するのが難しいので、消去法で説明したいと思います。 Thunderstorm(雷雲)で必ず発生する気象現象ってなんだ?と言うのが問題で、Thunderstormの定義を聞いている問題ではありません。 A〜Cでありえない現象を二つ選べばOKになります。 この問題のコツは出題に「Always」と書かれて居ますので、ほぼ100%の回答を見つける必要があります。 複数、ほぼ100%でしたら、完璧に100%の回答を選びます。
A) Lightning。 稲妻、ピカピカ光る気象現象です。 Thunderの音源でもあります。 静電気が溜まりすぎて起こる放電現象です。Thunderstormではゴロゴロと音がするので、見えなくても雲中でのLightningが発生しています。
B) Heavy rain showers。 強烈なにわか雨。 日本で言う夕立みたいなもので、豪雨ですね。 多くのThunderstormでは豪雨が予測されますが、上空からとか、横から見ると、上空で雨が降っても、地面に届かないVirgaと言う現象を見かけます。 またHail (雹、あられ)が変わりに降る時も有りますので、正解ではなさそうです。
C) Supercooled raindrops。これは過冷水と言う状態での雨って意味です。 Freezing Rainとも言います。 気温が0度C以下になっても雨が凍ってない状態を指します。 これは気温に影響されるので、夏場のThuderstormでは考えられない状態です。また上空を考えて見ても、上昇気流によって水滴がFreezing Levelまで達する事が確実とも言えません。冬場なら、簡単に考えらそうですが、夏場なら上昇気流が雨水をFreezing Levelまで押し挙げるほどかは疑問です。
Thunderstormの細かい解説はこちら。