Hurricane Ike
ハリケーン・アイクの情報と言うかATISやASOS,AWOSの情報を集めようと、国際電話でまた挑戦しました。まあ結果は、あまりの悪天候の為、航空関係の音声により情報はあまり得られませんでした。 それでも頑張ったので、それをちょこっとだけ残しておきます。
まだまだ上陸まで数時間ありましたが、飛んでいる飛行機も少ない為、情報はかなり限られていました。上陸地点の近くにあったGalveston空港はTowerもASOSもあったのですが、上陸の数時間前から観測が無くなり、一日以上はTowerも閉鎖していたと思います。内陸部の軍用空港やHustonのClass-B空港も24時間以上は閉鎖していました。
Hurricane Ike、 イケじゃなくてアイクはCategory-4とグスタフよりちょっと小規模でしたが、大きなハリケーンには違いはありません。被害総額も2倍近くでした。 上陸する前にはCtegory-2まで勢力は衰えていましたが、それでも60ノットの風や、Forecastで100ノットの風も予測されていました。 コースはGustavに似ていましたが、今回はもう少し西よりで、Huston, TXを直撃したようなハリケーンです。(前のはNew Orleansです。)
ハリケーンが上陸すると、音声データが電話では聞けなくなる事が良く分かりました。 だれもハリケーンの最中に飛行しないし、TowerもClosedになる。ASOSやAWOSもアンテナを避難させるのか、電話線が不通になるのかで、音声を電話では聞く事が出来ないと分かりました。 そんなんで、今後はハリケーンの追っかけは辞めます。
METAR ・TAF
上陸地点に一番近い空港の気象情報 (しかし、一切の音声データを得る事は出来ませんでした。)
ハリケーン・アイクが接近中のATIS、ASOS、AWOS
Huston George Bush Intercontinental Airport (Huston Class-Bの中心空港)
ATIS-A Towerは避難てます。それでも空港はOpenで24時間なのにCTAFの周波数が指定されてます。
ASOS 0056 天候はVFRですよ。TowerはClosedなのに意外と。
ASOS 0434 Heavy Rainですが、まだVFRです。風はちょっと弱まってますが、気圧は下がってます。
この数時間後は電話では通じませんでした。
Willam Hobby Airport (これも中心空港ですが規模はやや小さめ、それでも滑走路は4本)
ATIS-E 16:53Zとハリケーンの到着はまだです。面白いのはTaxi中でもトランスポンダーをONと言ってますね。
ATIS-Closed ハリケーンの為にClosedですと言ってます。 ここもBですが、CTAFです。
ASOS 0437Z Wind 360@39G60 V2 風が60ノット!、天候はIFRでした。 この場合はClass-BだからSVFRは禁止だけど、Class-G扱いになるのかな? まあ誰も飛行しないから関係ないけど、ちょっとちた疑問です。
後に電話が不通になりました。
Ellington Field (ヒューストンにある軍用空港です、Class-D)
ATIS-J 16:50Z ハリケーン警報が出てるよと言ってます。ハリケーン・アイクが12時間後に上陸予定と言ってます。
ATIS Closed 軍用基地でもハリケーン・アイクでEvacuated、避難したと言ってます。
Lake Charles Regional (ヒューストンから東に100マイル離れたルイジアナ州のTRSAの空港です。)
ASOS 0102Z ハリケーンの右側にある空港で唯一ASOSを聞く事ができました。まだ風は40以下ですが、後には聞えなくなりました、ハリケーンや台風は右側が強くなるので、何か変わった物が録音できないかと試してみました。
ハリケーン・アイクのグラフィック・データ
人工衛星からの写真 1 ・ 2
衛星からの赤外線写真 1 ・ 2
上陸前のレーダー画像 1 ・ 2 ・ 3