El Monte Airport (EMT)
ロサンゼルスの北東部に有るEl Monte Airport (エル・モンテ空港)にお邪魔してきました。 その時にも勿論、ATCを録音してきたので、それらを紹介したいと思います。
今回は日本を出国する2日前に、これまで何の面識も無いロング・ビーチのAEROCREEKさんにメールで突然な体験飛行をお願いしたら、週末にも関わらず快くOKして頂き、その3日後に今回のEn Monte空港でのフライトとなりました。なんと、LAXまで出迎え、プラス ホテルまでの送りもして頂きました。残念ながら週末で訓練生とお話が出来なかったので普段の訓練内容については語れませんが、気さくな社長さんでした。
(実は楽しくて、後日また友達と今度はC-182に乗りに行ってしまいました。)
上の写真をクリックすると拡大されて、ちょっと説明も付けています。
この空港はLos Angeles地域の空港らしく、街中に有ります。その為、慣れないと見難いですが、滑走路の西に大きな川が流れており、また高速道路も付近に数本有るので、LAの中では分りやすい空港だと思いました。
ATC Communications El Monte空港での無線交信・音声データ
2009-01-26 仕事が速く終ったので、またまたEl Monteにお邪魔してきました。
今回はCessna 182, N-52314を操縦しました。行きは私ですが、帰りはアメリカ人の友達です。 天候はVFR。でも帰りはちょっとした雨が降ってました。 Light Rainと言うかLight Rain Showerかな。
この分は空白部分を後日、削除しました。そしてATCの勉強になる様にテキストを付けています。 読みながら聞くのが、一番良い方法と思っています。 ATCのお勉強にぜひテキストを読みながら聞いてください。
2009-01-24 恥ずかしながら、この中のCessna N8934Vを操縦しているのは私です。古いパイロットですのでお許しを。 (この後、手抜きと言うか昔の方法で交信しているとLong Beach Groundからお叱りの様な物が)
この空港で南に着陸する場合、飛行しやすい様にModified Straight-inと言うのが設定されています。(Modifyとは修正、変更と言う意味があります。)東西から飛行が多いからでしょうか。例えばRunway 19の場合、西からだと、そのままRight Base Entryでも言いのでしょうけど、東からのLeft Base Entryだと、変に角度が付くからでしょう。この空港のRunway 19に西から着陸する場合は、より合理的な飛行コースが設定されています。 基本的には川の上を飛行する様な感じでしょうか。騒音防止の目的も有ると思います。
チャートでは見え難いですが、高速道路の交差点210/605からまっすぐにShort Finalへ向かって入ってきます。
実際には30度程度斜めに入ることになりますかね。上の真ん中の写真もModified Straight-Inで向ってます。
なお、この川は洪水防止の為に作られている部分もあり、英語ではRiverとも言いますが、Flood Control Channel とも呼ばれています。(Flood 洪水、 Control 制御、 Channel 運河)
ここはLos Angeles Areaの空港なので、空域が入り組んでいます。 Long Beach, Torrance, San Diegoも同じ様な感じですが、この空港は北側に山があるので、山沿いに空域が空いています。 その為、ATCが不得意な生徒でも東と北西には、簡単に上手く抜け出るコースがありますね。 南も隙間はありますが、コンタクトはした方が良さそうです。
ここの空港の面白い所は全面がアスファルトになってます。慣れない私にはちょっと変な感じですが、Runway からTaxiwayには何処からでも出れて、便利です。