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解説: IFR Clearance from MYF to Whiteman

音声ファイル

ここではWhitemenまでのIFRクリアランスで気になった所を解説します。 パイロットの分まで含まれているので他の所に説明しているのは省略します

Uh, Ground Control 24Z, Do you have a clearance for (???)?  「スイマセン、最後は不明です。」

Towerのある空港では、離陸前にGround ControlからIFRを受け取ります。 言い方は色々と有りますが意味が通じれば十分です。 教官の指示に従うのがベストでしょう

大きな空港であれば、Ground Controlも忙しいので、クリアランスの受け渡し専門の管制官、Clearance Deliveryと言うのが居ます。


Twin Cessna 24Z, uh, waiting for your beacon code.
Beacon Code は Transponder Code の事です。 Transponder Codeとも言う人が居るでしょう。

OK, Thanks, We are ready when you are.
Copy (分かったよ。)
ここは普通の英会話です。 Copyは複写、コピーを言う意味なので、この場合は「分かったよ」 とも訳せます。

Twin Cessna 6824Z,  
Cleared to Whiteman Field.  (これはFieldじゃ無くてAirportの勘違いですが大して影響が無いので深くは考える必要性は感じません。これが空港名が違えば大問題ですけどね。)

Upon departure turn lest heading 270, Radar Vectors to Oceanside VOR,

Victor-23, Seal Beach VOR, Seal Beach 272 Radial,  (Radioとも言えるし、正確にはRadioとも言ってます。 どちらでも同じですが正式にはRadialです。) Santa Monica 125 Radial,  Santa Monica,  Santa Monica 317 Radial, CANOG Intersection,

この部分は、TEC, Towe Enroute Controlと全く同じルートです。

どの様なIFR Flight Planをファイルされたかは分かりませんが、もし「TEC」とTECを持っていると書けば、
Oceanside から後ろの部分は San Diego M14 Routingで次の部分まで省略されて、もっと短くて楽なクリアランスになったと思います。

最後のCANOG IntercetionはWhiteman空港に設定されているVOR ApproachのIAF(Initail Approach Fix、アプローチが始まる場所、Fix)です。 アプローチ・プレートのコピーはこちら

Direct.  Climb to 3,000,  expect 6,000 after 10 minutes after departure.  Depatrute Frequency 119.6,  SWQUAK 4706 (特に明記する事はありません。)

パイロットのRed Backです。
This is Twin Cessna 6824Z,  Cleared to Whiteman,  Via Left Turn 270, Radar Vector to Oceanside. Victor-23, Seal Beach, Seal Beach 272 Radio, upto Santa Monica 125 Radio. Then Santa Monica VOR, then outbound on 317,  CONAG Intersection, climb to 3,000. 6,000 after 10, 19.6 4706 on SQUAWK.
これも一例です。大分、慣れている方と思います。 問題は無いでしょうけど、慣れるまではもう少し丁寧にRead Backするべきですね。 時に私たち外国人はアクセントがあります。 これは仕方が無い事ですが、もう少しゆっくりと発音して、明確にするべきですね。 早口はSay Againと言われるだけですし、意味もありません。

Cessna, Twin Cessna 24Z, Your read back is correct. 
Read Backは間違いなかったですよと言っています。 (1)管制官が伝え、(2)パイロットがRead Backし、(3)管制官がRead Backを確認したので、 この時点でIFRクリアランスが有効となります。
IFRクリアランスは管制官が一方的に言っても不十分です。PilotがRead Backし、それが確認されて初めて有効になります。

ここからは、会話調で交信していますが、特に明記する事はありません。 まあIFRで離陸する時は「IFR」で離陸すると伝えるぐらいでしょう。 


And, uh, I understand you're ready to go. (行く準備が出来たと思うけど)

Uh, we will be ready to go, affirmative. (行ける様になるよ、、、はい)

Roger, uh, let tower know you are IFR, Twin Cessna 24Z. (TowerにIFRって伝えてね。)

24Z, Thanks.

あとTowerと交信する時に「IFR Release」と言う単語が出て来る時があります。 これはTower(離陸)の次の管制官(Depature Control)が準備ができたよと言う意味です。何らかの関係で離陸できないときは"Hold for IFR Release"とか”Waiting for Release"等と言われます。

音声ファイル

 


注意: 2010年09月からFAAのTowerの指示が変わりました。  離陸時に滑走路上で待機せよと言うのが、 新しく国際標準の"Line-up and Wait"に変わり、以前の"Position and Hold" や Taxi into Position and Hold"が廃止されました。  このサイトでは以前の ...Position and Hold."の音声データが大半です。  現在はLine Up and Waitです。申し訳ございませんが、この部分は注意して下さい。


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