音声ファイル 106KB 27秒
OceansideからParadise VORを経て Chino空港までのEnroute Chart
Centurion 210BX,
You are cleared to the Chino Airport,
After depature turn left heading 270,
Radar Vectors to Oceanside,
Victor-23, Victor-363, Victor-8, Paradise,
Then Direct,
Maintein 3,000,
expect 6,000 after 0ne Zero Minutes after the Departure,
Departure frequency is 119.6.
SQUAWK 4665.
私達ではこれは、かなり標準的なIFR Clearanceですね。Towerのある小型機用の空港からIFRで飛行する時は他の空港でも、これぐらいのクリアランスが多いですよ。
Centurion 210BX, これはCessna-210のことです。 高級な単発セスナ機です。
You are cleared to the Chino Airport,
After depature turn left heading 270,
Radar Vectors to Oceanside,
Chino空港までのIFRのクリアランスです。 離陸後はHeading 270で。Oceanside VORまでレーダー誘導。
詳しくは 一番目のクリアランスを参考にして下さい。 Radar VectorのVORが違うだけです。
Victor-23, Victor-363, Victor-8, Paradise, (最後にVORを抜かしていますが、普通です)
これはOceaside VORからParadise VORまでの道順を言っています。
チャートを見て頂いたら、コースは簡単に分かると思います。
参考にですが、
左を見て頂いたら分かるのですが、Victor 23の最初の部分は Victor-165と597も兼ねています。
ついでに説明しますと、Aiwayの名前の上にある数字がMEA 計器飛行でこのルートを使用する際の最低飛行高度、Minimum Enroute Altitude。 4000Feet。
13がIntersectionやFIX, NAVAID間の距離です。 左上の三角形がIntersectionで、この場合は13マイルあります。
白い箱に囲まれた46が、VORとの間を示すもので46マイル。(厳密にはCompulsory Pointも含まれます。)
左下の矢印付の囲まれた数字、20や32はDME Fixと言って、DMEでの距離を示し提案す。 (緑色は海岸線です。)
Then Direct, ここからは空港に向かって下さいと言う意味です。(Paradise VORからはアプローチが出来るルートが有ります。) "As Filed"では無いので、Flight Planでは全く違うルートを書いたのでしょう。
Paradise VORが最初とは言えませんが、アプローチの最初のポイントであるIAFまでのルートが明記されています。(IAF, Initial Approach Fix) 052 Radialからのコースが書かれており、CAZBY IntersectionがIAFでアプローチの入り口とも言えます。
無線機が故障した場合は、Paradaise VORから052 Radialを飛行しCAZBYよりAppraochコースに進入し、計器アプローチが可能となります。
Maintein 3,000, expect 6,000 after 0ne Zero Minutes after the Departure, Departure requency is 119.6. SQUAWK 4665.
この部分も一番目と同じですから、詳しくは 一番目のクリアランスを参考にして下さい。SQUAWKが違うだけです。