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Private Pilot : 2007年 Airman Knowledge Test Question (Written Exam)

74.
Should it become necessary to handprop an airplane engine, it is extremely important that a competent pilot
A) call 'contact' before touching the propeller.
B) be at the controls in the cockpit.
C) be in the cockpit and call out all commands.

もし、飛行機のエンジンをハンドプロップする必要がある場合、特に重要なことは
A) 適格なパイロットがプロペラに触る前に「コンタクト」を言う。
B) 適格なパイロットがコクピットの操縦席に着く。
C) 適格なパイロットがコクピットに入り、全ての手順を呼称する。

もし、飛行機のエンジンをHandpropする必要がある場合、特に重要なことは
A) 適格なパイロットがプロペラに触る前に「コンタクト」を言う。
B) 適格なパイロットがコクピットの操縦席に着く。
C) 適格なパイロットがコクピットに入り、全ての手順を呼称する。

Hand Prop : ハンドプロップ、手でプロペラを回して始動する事
Competent Pilot : 適格なパイロット、訓練を受けた操縦士、理解しているパイロット
be at the controls : 操縦する場所に居る。
call out : 大きな声で言う、読み上げる

Handprop ハンドプロップ
スターターの無い飛行機や、バッテリーを使用できない場合には手でプロペラを回してエンジンを始動する場合があります。それを「Handprop」

82. H928 PVT
Should it become necessary to handprop an airplane engine, it is extremely important that a
competent pilot
A) call 'contact' before touching the propeller.
B) be at the controls in the cockpit.
C) be in the cockpit and call out all commands.

もし、飛行機のエンジンをハンドプロップする必要がある場合、特に重要なことは
A) 適格なパイロットがプロペラに触る前に「コンタクト」と言う。
B) 適格なパイロットがコクピットの操縦席に着く。
C) 適格なパイロットがコクピットに入り、全ての手順を呼称する。

もし、飛行機のエンジンをHandpropする必要がある場合、特に重要なことは
A) Competent pilotがプロペラに触る前に「Contact」と言う。
B) Competent pilotがコクピットの操縦席に着く。
C) Competent pilotがコクピットに入り、全ての手順をCall Outする。

Hand Prop : ハンドプロップ、手でプロペラを回して始動する事
Competent Pilot : 適格なパイロット、訓練を受けた操縦士、理解しているパイロット
be at the controls : 操縦する場所に居る。
call out : 大きな声で言う、読み上げる

Handprop ハンドプロップ
スターターの無い飛行機や、バッテリーを使用できない場合には手でプロペラを回してエンジンを始動する場合があります。それを「Handprop」と言います。

特に昔の飛行機はスターターが無く、手動でエンジンを始動していました。古い映画・ドラマや記録映像でみたことありませんか? 今でもHandprpoが必要な飛行機は沢山あります。そしてあなたでも行う事があるかも知れません。私も数回ですがッテリーが上がってしまい、エンジンが始動できない場合に手でプロペラを回してエンジンを始動する事がありました。私は大学の教授とかに教えてもらう機会があったのですが、 Handpropは危険なので、可能な限り避けてください。 

ハンドプロップは「かなり危険」です。 飛行機のエンジンは力強くプロペラも重たいので、手や首は簡単に切断してしまいます。 Privateの資格には不要な物なので、出来ればそんな事はしない方が身のためです。 飛行前の点検や、駐機している飛行機のプロペラを回す時も注意が必要です。 確実にIgnitionがOFFである事を確認し、スロットルがアイドルである事を確認してからでもプロペラは回りだすと思って触ってください。

全てをOFFにしていても、何らかの原因でエンジンが始動してしまう時があります。 エンジンに少量のガソリンでも残っているだけでも、プロペラを回すだけで始動する場合があります。 飛行機の設計上、プロペラを回すだけでもスパークプラグが点火します。するとプロペラが回りだします。結構、重たいので十分な殺傷能力はあります。

万が一、ハンドプロップする場合は
足の位置や、手の置き方にも方法がありますので必ず手馴れた教官から方法を学んでください。 また実際に行なう場合は必ず、訓練を受けた適格なパイロットが操縦席に必要です。 ハンドプロップが必要と言う事は、飛行機の故障も考えられるので暴走する場合があります。 予期できない時の為にも、操縦士が操縦席に居るようにしてください。 ハンドプロップの事故はかなり多く、操縦席に人が居れば防げる事故が多いです。 後はプロペラは回転させると始動する可能性が有ると理解し、巻き込まれないように最新の注意が必要です。

何時でもエンジンは始動する可能性が有る。 プロペラは貴方の首ぐらい簡単に切断する。 足の位置は決まっています。手の使い方も決まっています。方法はここでは書きません。真似するのは馬鹿ですから。でもヒントはプロペラを握るのは、、、、、、、、、です。


Handpropではありませんが、 こんな事故を目撃した事があります。
あれはBonanazaでした。結構綺麗なBonanzaだったんで高価だったでしょうね。一人のパイロットがプリ・フライトをしていました。別に変わった光景ではありません。でも彼はプロペラを手で回しました。(よい考えとは言いませんが、不注意に回す人は多いです。)

でも今回は違って「バン!」と言ってプロペラが回りだしました。一応、チョークとかしてたみたいで、数秒間は止まっており、パイロットが急いでコクピットの方に走り出したのを見たのですが、翼端のぐらいの所で飛行機が走り出しました。今度は尾翼を押さえ様としたが間に合わない。(間に合っても馬力が有るので停めるのは無理でしょうけど。)そのままハンガーに激突。一瞬、回りの光が波打ったのを思えています。 運良くか、パイロットは間に合わず怪我は無し、でも放心状態で固まったまま。 でもハンガーと飛行機は大破。 人が来ても、空港従業員が来ても、警官が来ても。パイロットは30分は固まったまま。 何かの勘違いでパイロットは全てをONにしてスロットルもフル・オープン。初歩的なミスですが、初歩的なミスと勘違いほど、対処が難しい事はありません。

私は見ているだけで、何も出来なかったです。本当に一瞬の出来事。 プロペラが動き出してからハンガーに激突するまでは見ていましたが、本当に一瞬でした。せいぜい「あっ」と言った程度でしょう。

みんなに覚えていて欲しいのは、プロペラはいつ回り出すか分らない。 手の力でエンジンの始動は出来る。 スパークプラグも点火させる事は出来ます。(飛行機のシステムは自動車と違うので注意。) プロペラは貴方の手や首ぐらい簡単に切断できる。 想定外の事を考え必ず理解しているパイロットが操縦席に居るようにする。冗談は無し。最新の注意を怠らない。


Private Pilot Knowledge Test (Private Written Exam) 05/23/2007 : 2008年の問題へ
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各問題の Knowledge Codeその参考書籍 (出題元: Subject Matter and Reference Material)

 

新しい図が発表されました。 Private Pilot : Instrument Ratingへの追加版 (2014-02)

Private Pilotの筆記試験 : 2008年-03月分  (和訳&解説付き) : 2007年度版 : 2008年09月分 
計器飛行の試験問題 : 2009年06月 (和訳&解説付) : 2007年 
ADM (Aeronautical Decision Makings)の問題:  ADM Questions (Pvt & Comm)


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