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Private Pilot : 2007年 Airman Knowledge Test Question (Written Exam)
271.
The responsibility for ensuring that an aircraft is maintained in an airworthy condition is primarily
that of the
A) pilot in command.
B) owner or operator.
C) mechanic who performs the work.
航空機が「安全に飛行できる状態で『維持』されている」と確認する最も義務があるのは
A) 機長
B) 所有者または運営者、Operator
C) 作業をした整備士
航空機が「Airworthyな状態で『Maintained』されている」とEnsuringする義務がもっともある者は
A) 機長
B) 所有者または運営者、Operator
C) 作業をした整備士
Responsibility 責任
Ensure 確認する
Airworthy 安全に飛行できる状態
Primary 一番に、最も
「Airworthy」とはFAAが承認した航空機が「認証された時の必要条件」を守っている状態に有るという状態です。
法律の面から見れば大きな違いがあるが、考えを変えると
必要な点検や修理を行い、飛行が出来ない不備や故障が無い状態とも考える事が出来ます。
簡単に考えると「安全に飛行できる状態」ともなります。
この問題は「Airworthyな状態を誰がMaintainする責任が有るか?」で キーワードはMaintainです。 状態を保つと言う意味です。
Airworthyとは安全に飛べる状態と言う意味です。 航空法では色々な人に責任が定められています。
- 点検・整備・修理・改善を行えるのは A&Pと言う整備士です。
- 全ての整備はAircraft Logbook (航空機の整備日誌) に記入するされなくては行けません。
- 整備を行った整備士、もしくは免許を持った整備士が作業確認をして、記入を行います。
- OwnerかOperator(持ち主か運行者)が正しく記入されたかを確認する義務があります。
- またAirwirthyな状態を保つのもOwnerかOperatorの義務です。
- Pilot in Command 機長は航空機が飛行前にAirworhyな状態であると確認する必要があります。 これがPreflight Inspectionです。
整備士は要求された作業をするだけなので、整備後の手入れまでは責任がありません。 もちろん、行った作業(特にLogbookにサインされた事)は整備士に責任がありますが、整備後の後の状況まではコントロール出来ないので、所有者やOperatorが責任を持たなくては行けません。そして、離陸直前には機長がその航空機が安全に飛べる状態である、Airworthyであると確認する義務があります。
似たような問題があります。
269.
Who is primarily responsible for maintaining an aircraft in airworthy condition?
A) Owner or operator.
B) Pilot-in-command.
C) Mechanic.
航空機をAirworthyな状態に保つ義務が最も有るのは?
A) 所有者か運行者 Owner or Operator
B) 機長 PIC
C) 整備士
Private Pilot Knowledge Test (Private Written Exam) 05/23/2007 :
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