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Private Pilot : 2007年 Airman Knowledge Test Question (Written Exam)
411.
With certain exceptions, safety belts are required to be secured about passengers during
A) taxi, takeoffs, and landings.
B) all flight conditions.
C) flight in turbulent air.
特例を除いて、乗客が安全ベルトを着用する必要があるのは。
A) 地上滑走、離陸および着陸の間。
B) 飛行中全ての間。
C) 乱気流の中を飛行中。
特例を除いて、PassengerがSafety Beltを着用する必要があるのは。
A) Taxi、 Takeoff および Landing 間。
B) 飛行中全ての間。
C) Turbulenceを飛行中。
Exception 例外、除く事柄、外して
With certain exceptions 一部の例外を含めて。 特例を除いて
Safety belts 安全ベルト、シートベルト
be secured 固定する
passengers 乗客、お客さん
all flight conditions 全ての飛行状態、空港で動き出してから止まるまで。
turbulent air 乱れた空気、乱気流、 Turbulence
Shoulder Harness 肩ベルト、 肩から腰の部分までを固定するベルト (搭載されている航空機では使用義務がありますが、無いのも多いです。)
Fasten ベルトなどを装備する
FAR 91.107にSafety Beltの使用に関して書かれています。
(1) PIC、機長は航空機に乗っている者全員にSafety BeltとShoulder Harnessの装着方法と外し方を説明する義務があります。
(2) 地上(水上)を動く時、離陸時、着陸時にはSafety BeltとShouler Harnessを装備しないと、動かす事は出来ません。
離陸してから着陸の前までは別に、使用義務があるとは書いていません。
別に乱気流での使えとはFAR 91には書いていませんけど、した方が皆さんの身の為です。
乱気流で頭部を打って気を失ったパイロットも居ます。ホントに。
Fasten と Unfastenの方法(使い方)を必ず教える事。
地上を移動する時、離陸する時、着陸する時は、皆がシートベルト使用する事。
機長は確認の義務があります。
事故の報告記事で読んだのですが、、、、普通に飛行中に、ふと気づくと操縦する飛行機が墜落していた事がありあました。操縦士が全く気づかずにです。当時は理由が分からなかったので、パイロットの脳に異常があると判断されたのです。もちろん、急に意識を失ったと同じ事ですから、Medicalは再発行させてもらえませんし、飛行する事も出来ません。 後に、どう検査しても原因や病気が見つかりませんでした。。。パイロットは意味も分からず、飛行機に乗れなくなりりました。 そして後日、同じ航空機で似たような事故が起こりました。 この時は、完全に意識を失う事も無く、墜落前に意識が完全に回復したので、大事には至りませんでしたがFAAやNTSBに報告がなされました。
原因は何だと思いますか? 飛行機の設計ミスとは言いませんが、コクピットの天井が低く、乱気流で操縦士が頭を打ったのです。前のパイロットは頭を打って気を失ってしまったので気が付かなかったのです。 これはSaftey BeltとShoulder Harnessをしておけば防げた事件でした。
私が飛行機を乗っている時なんですが、Shoulder Harnessをしない教官がいました。彼いわく、Shoulder Harnessは操縦の邪魔をするので、法的に邪魔をする物はしなくて言いと明言していました。 しかし、そんな法律は聞いた事がありませんし、FAR 91にそんな項目はありません。 命の為にシートベルトはしっかりと締めましょう。 できれば荷物もベルトや紐で固定しましょう。 空を飛ぶ物は乱気流に遭遇する時があるのを忘れずにね。離着陸時は事故が一番多いので使用が義務付けれています。
Private Pilot Knowledge Test (Private Written Exam) 05/23/2007 :
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