HOME CONTACT LINK 検索
   ATC:航空無線      筆記試験 > PVT : IFR      PTS:飛行試験項目      お勉強室      航空辞書      けいじ板  


FAAの筆記試験(Knowledge Exam)について。 :  Privateの筆記試験について : PVTの問題へ : IFR、筆記の解説 : IFR問題へ

Private Pilot : 2007年 Airman Knowledge Test Question (Written Exam)

How do variations in temperature affect the altimeter?
A) Pressure levels are raised on warm days and the indicated altitude is lower than true altitude.
B) Higher temperatures expand the pressure levels and the indicated altitude is higher than true altitude.
C) Lower temperatures lower the pressure levels and the indicated altitude is lower than true altitude.

気温の変化はどの様な影響を高度計に与えるか。
A) 暖かい日は気圧層が上がり、計器高度が真高度より低くなる。
B) 暖かい気温では、気圧層の幅が広がり、計器高度が真高度より高くなる。
C) 低い温度では気圧層を下げ、計器高度が真高度より低くなる。

気温の変化はどの様な影響を高度計に与えるか。
A) 暖かい日はPressure Levelが上がり、Indicated AltitudeがTrue Altitudeより低くなる。
B) 暖かい気温では、Pressure Levelの幅が広がり、Indicated AltitudeがTrue Altitudeより高くなる。
C) 低い温度ではPressure Levelを下げ、Indicated AltitudeがTrue Altitudeより低くなる。

Altimeter 高度計と気圧レベル(Pressure Level)について

飛行機の高度計は実際の高度を測るのでは無く、気圧を測っています。 でもかなり正確な高度を示すので、航空機には十分な精度はあります。ただ気圧の影響を受けるので、その事を理解だけはして置いて下さい。実際には地面スレスレや障害物の近くを飛ぶ事も少ないし、危険なんでそんな事はしませんし、違法行為です。

Pressure Level 気圧層
気圧層(Pressure Level)は大気を横から見た時に、同じ気圧の地点を結ぶ線で分けた気圧の層の事です。どこでも高度が増すにつれて、気圧は下がっていきます。 飛行機の高度計は実際の高度を測るのでは無く気圧を測っています。厳密には、同じ高度を維持すると行く事は、同じ気圧層(Pressure Level)を飛行しています。 言い方を変えると。同じ気圧の所を飛行すると実際の高度に関係なく、同じ高度を示します。

残念ながら、気圧層は特に気温に影響されます。 暖かい日は、空気が膨張するので空気層の幅も大きくなります。 層の幅が広くなると、同じ高度を示す気圧は高い所になります。 すると高度計は実際よりも低く示されます。頭の中はややこしいですけど、「気温が高い時は、実際よりも高い所を飛んでいます。」 涼しい日は逆の現象が起こります。「寒い時は思っているより、低い所を飛んでるので注意!」とでも覚えて置いてください。

実際の高度で飛行しないと飛行機どうしの衝突の危険があるのじゃないの?
高度計の誤差があるのは、どの飛行機も同じなので、誤差も一緒です。 ですから、正しく修正されていれば飛行機同士の衝突は避けられています。 航空法では100マイル(海里)以内で報告されているAltimeter Settingを使用を義務付けていす。 言い換えれば、100マイルとかの長距離の飛行する際、どこかで修正が必要になるでしょう。

飛行機同士で衝突する事は無くても、障害物や山はTrue Altitudeになるので注意です。 特に、低温時に低空で飛行する際は注意が必要です。

問046の解説も参考にして下さい。


Private Pilot Knowledge Test (Private Written Exam) 05/23/2007 : 2008年の問題へ
001 〜 010 011 〜 020 021 〜 030 031 〜 040 041 〜 050 051 〜 060 061 〜 070 071 〜 080 081 〜 090 091 〜 100
101 〜 110 111 〜 120 121 〜 130 131 〜 140 141 〜 150 151 〜 160 161 〜 170 171 〜 180 181 〜 190 191 〜 200
201 〜 210 211 〜 220 221 〜 230 231 〜 240 241 〜 250 251 〜 260 261 〜 270 271 〜 280 281 〜 290 291 〜 300
301 〜 310 311 〜 320 321 〜 330 331 〜 340 341 〜 350 351 〜 360 361 〜 370 371 〜 380 381 〜 390 391 〜 400
401 〜 410 411 〜 420 421 〜 430 431 〜 440 441 〜 450 451 〜 460 461 〜 470 471 〜 480 481 〜 490 491 〜 500
501 〜 510 511 〜 520 521 〜 530 531 〜 540 541 〜 550 551 〜 560 561 〜 570 571 〜 580 581 〜 590 591 〜 600
601 〜 610 611 〜 620 621 〜 630 631 〜 640 641 〜 650 651 〜 660 661 〜 670 671 〜 680 681 〜 690 691 〜 END
各問題の Knowledge Codeその参考書籍 (出題元: Subject Matter and Reference Material)

 

新しい図が発表されました。 Private Pilot : Instrument Ratingへの追加版 (2014-02)

Private Pilotの筆記試験 : 2008年-03月分  (和訳&解説付き) : 2007年度版 : 2008年09月分 
計器飛行の試験問題 : 2009年06月 (和訳&解説付) : 2007年 
ADM (Aeronautical Decision Makings)の問題:  ADM Questions (Pvt & Comm)


HOMEATC:航空無線筆記試験 > PVT : IFRPTS:飛行試験項目お勉強室航空辞書けいじ板LINKサイト検索
Copyright c 2007-2017 Koji Ueda. All rights and Copyrights are the properties of Koji Ueda. All Rights Reserved. 上田浩史に著作権はありますが、お勉強・訓練には使ってね。教育関係はの方は必ず「CFI Japanから」と添えてお使い下さい。