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Private Pilot : 2007年 Airman Knowledge Test Question (Written Exam)

185.
(Refer to figure 28.) An aircraft departs an airport in the central standard time zone at 0930 CST for
a 2-hour flight to an airport located in the mountain standard time zone. The landing should be at
what time?
A) 0930 MST.
B) 1030 MST.
C) 1130 MST.

(図28を見て)セントラル標準時間にある空港を09時30分CSTに出発し、 2時間の飛行でマウンテン標準時間にある空港に到着しました。何時に着陸したでしょうか?
A) マウンテン標準時 9時30分
B) マウンテン標準時 10時30分
C) マウンテン標準時 11時30分

(Figure 28を見て)Central Standard Time Zoneにある空港を0930 CSTに出発し、 2時間の飛行でMountain Standard Time Zoneにある空港に到着しました。何時に着陸したでしょうか?
A) 0930 MST
B) 1030 MST
C) 1130 MST

この図は全米の現地時間と世界標準時を換算する問題です。 飛行機の世界では世界標準時を基準に飛行します。 国際線の事を考えると容易に理解ができるでしょう。 毎回、現地時間に換算するのが大変で、間違いの元にもなりますからね。
そして、アメリカの様に広い国では時差があり、本土だけでも4時間もあります。 またDaylight Savings Timeと呼ばれるサマータイム制もあるので色々な時間があります。

時差がある地点間を飛行するような問題では、慣れで簡単に計算できる時もあります。 しかし、より確実にする為、世界標準時に換算してから現地時間に直すべきです。

図28を見て
アメリカ本土では時差で分けられる地域が4箇所になります。
東から日本語に直すと、東部、セントラル、山岳部、太平洋・標準時間帯と分けられます。 英語の頭文字を取って、EST, CST, MST, PSTと表示されます。
(S が Standard、T が Timeです。)

また、米国の多くではDay Light Savings Timeと言うサマータイム制があります。 これは夏場の日照時間が長い期間に時計を一時間進めて、時間を有効利用する方法です。 EDT,CDT,MDT,PDTと略されます。 (DはDaylightという意味です)

0930 CST は 「セントラル標準時09時30分」となります。

世界標準時に換算:
図の右下に世界時間に換算する際の時間が掛かれています。
時間帯をえらび、右側を見ると「ADD xx Hours」と掛かれています。
これは現地時間にxx時間足すと標準時になると言う意味です。
ADDは足し算、加えると言う意味です。
また、世界標準時間から現地時間に直すには、その分を引き算します。 (普通のフライトで使うので覚えておいてください。)

略語は
アメリカで生活していると結構、目に付きます。 日常生活では、ただ単にET, CT, MT, PTと書かれている場合もあります。

問題の回答例と説明は、問187と188にあります。


Private Pilot Knowledge Test (Private Written Exam) 05/23/2007 : 2008年の問題へ
001 〜 010 011 〜 020 021 〜 030 031 〜 040 041 〜 050 051 〜 060 061 〜 070 071 〜 080 081 〜 090 091 〜 100
101 〜 110 111 〜 120 121 〜 130 131 〜 140 141 〜 150 151 〜 160 161 〜 170 171 〜 180 181 〜 190 191 〜 200
201 〜 210 211 〜 220 221 〜 230 231 〜 240 241 〜 250 251 〜 260 261 〜 270 271 〜 280 281 〜 290 291 〜 300
301 〜 310 311 〜 320 321 〜 330 331 〜 340 341 〜 350 351 〜 360 361 〜 370 371 〜 380 381 〜 390 391 〜 400
401 〜 410 411 〜 420 421 〜 430 431 〜 440 441 〜 450 451 〜 460 461 〜 470 471 〜 480 481 〜 490 491 〜 500
501 〜 510 511 〜 520 521 〜 530 531 〜 540 541 〜 550 551 〜 560 561 〜 570 571 〜 580 581 〜 590 591 〜 600
601 〜 610 611 〜 620 621 〜 630 631 〜 640 641 〜 650 651 〜 660 661 〜 670 671 〜 680 681 〜 690 691 〜 END
各問題の Knowledge Codeその参考書籍 (出題元: Subject Matter and Reference Material)

 

新しい図が発表されました。 Private Pilot : Instrument Ratingへの追加版 (2014-02)

Private Pilotの筆記試験 : 2008年-03月分  (和訳&解説付き) : 2007年度版 : 2008年09月分 
計器飛行の試験問題 : 2009年06月 (和訳&解説付) : 2007年 
ADM (Aeronautical Decision Makings)の問題:  ADM Questions (Pvt & Comm)


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