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Private Pilot : 2007年 Airman Knowledge Test Question (Written Exam)
213. Refer to figure 31, illustration 8.) If the magnetic bearing TO the station is 135°, the magnetic
heading is
A) 135°.
B) 270°.
C) 360°.
(図31、イラスト8)もし局へ向かう磁方位(TO)が135度の場合、航空機の磁針路は
A) 135°
B) 270°
C) 360°
(Figure 31, illustration 8)もしBearing TOが135°の場合、航空機のMagnetic Headingは
A) 135°
B) 270°
C) 360°
Magnetic Bearing (MB)局の方位
TO の場合は局へ向かう方位。
(その方向に飛行すれば局に向かえる。または、その地点から何度の方向に局があるか。)
FROM 局から離れる方位、(局を真後ろにして)。
(その方向に飛行すれば局から離れる。または、局から見て航空機は何処にいるか。)
Relative Bearing 相対方位
航空機の機首からみて、時計回りに何度の方向に無線局があるか。
Magnetic Bearingは磁石の北を基準に時計回りの角度で示されます。
NDB :
Non-Directional Radio Beacon、無指向性無線標識、無指向性ラジオビーコン
無線信号を発信する施設で、機上ではADFでその方向を探します。 説明
図31はADFと呼ばれる装備、Automatic Direction Finder 自動方向探知機。
電波の到来方向を表示する航空機の航法装置で
地上にある無線局が、どの方位(方向)にあるかを示します。
ADFで示される方向は、Relative Bearing(相対方位)とも言います。
MH + RB = MB (TO)
Magnetic Heading に Relative Bearing を足すと
Magnetic Bearing TO が分かります。
Ralative Bearingとは機首(飛行機の向いている方向)から時計回りの角度を言います。
Heading Indicatorやコンパスで表示されるHeadingに
ADFで表示されるRelative Bearingを足すと
無線局に向かう方位、Magnetic Bearing TOが分かります。
その方向に旋回すると目の前に局が来て、
ADFの表示も真直ぐ上(前)を表示します。
もし、MBが360°を超える時は、答えから360引いてください。 (
360°と0°は同じ事なので、360を引けばOKです)
この問題はMHが不明でそれを見つける問題です。
イラスト8は局が後方右側、135°の方向にあると示しています。(RB = 135°)
Magnetic Bearing TO は135°なので、数式は次のようになります。
MH + 135°= 135°
MH = 135 - 135 = 0°
0°は360°と同じなので、答えは360°になります。
参考ページ NDB :
Bearingの話
Private Pilot Knowledge Test (Private Written Exam) 05/23/2007 :
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