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Private Pilot : 2008年 Airman Knowledge Test Question (Written Exam)

29.
One of the main functions of flaps during approach and landing is to
A) decrease the angle of descent without increasing the airspeed.
B) permit a touchdown at a higher indicated airspeed.
C) increase the angle of descent without increasing the airspeed.

アプローチから着陸にかけて、フラップの主な働きの一つは
A) 対気速度を増さずに、進入角度を浅くする。
B) 早い表示速度での接地を可能にする。
C) 対気速度を増さずに、進入角度を急にする。

Approachから着陸にかけて、Flapの主な働きの一つは
A) Airspeedを増さずに、進入角度を浅くする。
B) 早いIndicated Airspeedでのタッチダウンを可能にする。
C) Airspeedを増さずに、進入角度を急にする。

One of the 〜の一つ
Function 機能
Flaps フラップ、高揚力装置、下げ翼、主翼の内側にあり、翼の形を変えるて揚力を増す事を可能にする物。 パタパタする。
Approach 着陸の為に滑走路に向かう事
Angle of Descent 進入角度、 下降角度
Permit 可能にする

 

飛行機やグライダーに付いているフラップ

翼の内側で内側に付いているのをWing Flapと言います。 主な目的はより低速で飛行が出来る様にする物です。 

巡航中や高速で飛ぶ時と、低速で飛ぶ時では効率の良い翼の形が違います。 高速で飛行している時は、空気の速度が早いので、翼は少しの揚力でも、大きな力となりますので、揚力を作るより、抗力(空気抵抗)が少ない方が適切と言えます。 しかし、離着陸などでは速度が遅く、低速でもより多くの揚力が出る方が適切になります。 (低速では空気抵抗の影響が少ないので、あまり大きな問題にはなりません。)

高速と低速では、適切な翼形(Airfoil)は違ってきます。 でも翼の形は一つしか持てません。 それで考え出されたのがフラップ、Flapと言うものです。 高速ではFlapを収めて、空気抵抗を減らします。 また着陸ではフラップを下げて、低速でも、空気抵抗が増えても十分な揚力が発生する様にします。 離陸ではあまり空気抵抗が多いと、速度が十分に出ない問題もあるので、少なめにフラップを使います。

フラップの利点や目的、機能: 色々と有りますが、今、思い付くのを並べます。 (機種や高度によって逆になる場合もありますが、一般的で) 

  • 揚力(Lift)tが増える
  • 低速で飛行が出来る
  • 失速速度が減る (Critical Angle of Attackが増えるという意味では有りません。速度が減るんですよ)
  • 離陸距離と着陸距離が短くなる
  • 速度を増やさずに、より急なアプローチが出来る。(空気抵抗が増えるので、進入角度が深くなります。)
  • 着陸コースに障害物が有っても、短い距離で下降できる。
  • Flareの距離が短めに。
  • 揚力が有る為、低速でソフトな(衝撃が少ない)着陸が可能
  • Approachが高くなった時に、より安全に高度を減らせる。

私が思うには、Flapを使うとApproachが急角度になります。 これは滑走路の手前に障害物があれば、かなり有効になります。 障害物が無ければ、低い角度で進入(アプローチ)が可能なんですけど、そんな滑走路ばかりではありません。 またAppraochでミスって高度が高くなった時に高度調整が簡単に出来ます。

 

Private Pilot Knowledge Test (Private Written Exam) 2008年03月18日より出題

001 〜 010 011 〜 020 021 〜 030 031 〜 040 041 〜 050 051 〜 060 061 〜 070 071 〜 080 081 〜 090 091 〜 100
101 〜 110 111 〜 120 121 〜 130 131 〜 140 141 〜 150 151 〜 160 161 〜 170 171 〜 180 181 〜 190 191 〜 200
201 〜 210 211 〜 220 221 〜 230 231 〜 240 241 〜 250 251 〜 260 261 〜 270 271 〜 280 281 〜 290 291 〜 300
301 〜 310 311 〜 320 321 〜 330 331 〜 340 341 〜 350 351 〜 360 361 〜 370 371 〜 380 381 〜 390 391 〜 400
401 〜 410 411 〜 420 421 〜 430 431 〜 440 441 〜 450 451 〜 460 461 〜 470 471 〜 480 481 〜 490 491 〜 500
501 〜 510 511 〜 520 521 〜 530 531 〜 540 541 〜 550 551 〜 560 561 〜 570 571 〜 580 581 〜 590 591 〜 600
601 〜 610 611 〜 620 621 〜 630 631 〜 640 641 〜 End  

Learning Statement Reference Guide for Airman Knowledge Testing ( September 28, 2007)
PLT999等と問題番号の横に書かれているコード。問題の種類が書かれています。
PLT001〜092 : PLT093〜212 : PLT213〜315 : PLT316〜365 : PLT366〜519

 

新しい図が発表されました。 Private Pilot : Instrument Ratingへの追加版 (2014-02)

Private Pilotの筆記試験 : 2008年-03月分  (和訳&解説付き) : 2007年度版 : 2008年09月分 
計器飛行の試験問題 : 2009年06月 (和訳&解説付) : 2007年 
ADM (Aeronautical Decision Makings)の問題:  ADM Questions (Pvt & Comm)


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