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Private Pilot : 2008年 Airman Knowledge Test Question (Written Exam)

351. - PLT263
Upon encountering severe turbulence, which flight condition should the pilot attempt to maintain?
A) Constant altitude and airspeed.
B) Constant angle of attack.
C) Level flight attitude.

もし強烈な乱気流に遭遇した場合、パイロットはどのような姿勢を保つべきか。
A) 一定の高度と対気速度
B) 一定の迎角
C) 水平飛行の姿勢

もしSevere Turbulenceに遭遇した場合、パイロットはどのような姿勢を保つべきか。
A) 一定の高度とAirspeed
B) 一定のAngle of Attack
C) 水平飛行の姿勢

Severe Turbulence 強烈な乱気流
Severe 強烈で機体に損害を与えたり、飛行がかなり危険な状態

強烈で危険な乱気流に遭遇した場合は、機体が壊れたり空中分解を起さない様にするだけです。
このような場合では、水平飛行の姿勢を保ち速度もVa以下になるようにします。 また無理をして水平を守るのではなく、不要な付加が掛からない様にします。
高度や速度を守ろうとすると、気流の乱れで逆に負担がかかる場合があります。  気流の乱れの為、迎角も一定に保つのも不可能です。

Va以下の速度で飛行している時に、Load Factorが増えすぎた場合は、空中分解する前に失速を起します。 失速、Stallと聞くと訓練の悪いイメージで危険な物と感じるでしょう。 確かにStallは危険な物です。しかし、上空で起こる失速は回復が可能なので、空中分解よりも遥かに安全です。 そらお客さんは驚くでしょうけど、空中分解では命はまず助かりません。 

速度が速い時に、Pitch UPさせると物凄いLiftが発生します。普通の遅い速度なら、上昇する程度ですが、高速ではそのLiftが強すぎて、翼の根元から折れてしまう場合があるのです。ですから急激な運動をする時や乱気流では「Va以下の速度で」と言われるのです。 それで、翼が折れない様にします。 この際のStallは驚きますけど、逆に乗客の命と飛行機の構造を守ってくれます。

参考資料: Va Diagram

Private Pilot Knowledge Test (Private Written Exam) 2008年03月18日より出題

001 〜 010 011 〜 020 021 〜 030 031 〜 040 041 〜 050 051 〜 060 061 〜 070 071 〜 080 081 〜 090 091 〜 100
101 〜 110 111 〜 120 121 〜 130 131 〜 140 141 〜 150 151 〜 160 161 〜 170 171 〜 180 181 〜 190 191 〜 200
201 〜 210 211 〜 220 221 〜 230 231 〜 240 241 〜 250 251 〜 260 261 〜 270 271 〜 280 281 〜 290 291 〜 300
301 〜 310 311 〜 320 321 〜 330 331 〜 340 341 〜 350 351 〜 360 361 〜 370 371 〜 380 381 〜 390 391 〜 400
401 〜 410 411 〜 420 421 〜 430 431 〜 440 441 〜 450 451 〜 460 461 〜 470 471 〜 480 481 〜 490 491 〜 500
501 〜 510 511 〜 520 521 〜 530 531 〜 540 541 〜 550 551 〜 560 561 〜 570 571 〜 580 581 〜 590 591 〜 600
601 〜 610 611 〜 620 621 〜 630 631 〜 640 641 〜 End  

Learning Statement Reference Guide for Airman Knowledge Testing ( September 28, 2007)
PLT999等と問題番号の横に書かれているコード。問題の種類が書かれています。
PLT001〜092 : PLT093〜212 : PLT213〜315 : PLT316〜365 : PLT366〜519

 

新しい図が発表されました。 Private Pilot : Instrument Ratingへの追加版 (2014-02)

Private Pilotの筆記試験 : 2008年-03月分  (和訳&解説付き) : 2007年度版 : 2008年09月分 
計器飛行の試験問題 : 2009年06月 (和訳&解説付) : 2007年 
ADM (Aeronautical Decision Makings)の問題:  ADM Questions (Pvt & Comm)


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