Private Pilot : 2008年 Airman Knowledge Test Question (Written Exam)500. 航空機の耐空性(安全飛行)を確認する方法は、飛行前点検を行い、そして 航空機のAirworthinessを確認する方法は、Preflight Inspection行い、そして
Airworthinessとは簡単に言うと「物理的にも法律的にも安全に飛行が出来る状態」を言います。 それには、Preflight Inspectionで航空機を見て周り、故障が無いか、部品が欠落していないか、不純物が入り込んでないか、その他色々と見て周り異常が無いかを確認します。そして、整備記録を見て、適切な点検、修理、ADの対応などが行われている事を確認する必要が有ります。 整備記録とは、FAR(アメリカ航空法)ではAircraft Maintenace Recordと言います。私達が使う訓練機クラスでは、機体用にAirframe Logbookとエンジン向けにEngine Logbookと言うのがあります。 名前が違っても、整備の事が適切に書かれていれば、Maintenance Recordになります。 もちろん、航空機によっては1冊の場合もあれば5冊以上の複数の場良いもあります。 離陸前に、オーナーや管理者から「Inspectionが終ってるよ。Airworthyだよ」などと口頭で聞いても不十分です。 操縦士はMaintenance Recordに記載されている事を確認する必要があります。全ての整備はMaintence Recordsに記入されて終了です。 ナーナーや運航者は整備士が適切に記入した事を確認する義務がありますが、彼らの口頭だけの説明では不十分です。間違えている場合も有りますし、偽装されている場合も有ります。 また訓練中は飛行教官が準備する航空機で練習する場合が大半で、訓練中はまず整備記録を訓練生が確認する事はありません。しかし、機長となると、こんどは教官でなく、機長が確認する義務があります。 飛行教官が整備をする訳でも無いので、彼らがOKと言っても不十分です。
Private Pilot Knowledge Test (Private Written Exam) 2008年03月18日より出題
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