Private Pilot : 2008年　Airman Knowledge Test Question (Written Exam)

063.
What should be the first action after starting an aircraft engine?
A) Adjust for proper RPM and check for desired indications on the engine gauges.
B) Place the magneto or ignition switch momentarily in the OFF position to check for proper grounding.
C) Test each brake and the parking brake.

航空機のエンジンを始動した時、まず最初に何をするべきが、
A)　適正なRPMになるように調節し、エンジンの計器が正しく表示されている事を確認する。
B)　点火スイッチを一時的に「OFF」に」合わせて、接地が正しく行われているか確認する。
C)　左右ブレーキとパーキング・ブレーキを試す。

航空機のエンジンをStartした時、まず最初に何をするべきが、
A)　適正なRPMになるように調節し、エンジンの計器が正しく表示されている事を確認する。
B)　Ignition Swithchを一時的に「OFF」に合わせて、Groundが正しく行われているか確認する。
C)　左右ブレーキとパーキング・ブレーキをテストする。

First Action 最初にする事
Adjust 合わせる、調節する
Proper 正しい、適切な
RPM　回転数、比較的エンジン出力に比例する Revolution per Minutes (回転数／分)
Desired Indication 好ましい表示、希望する数値、思っている表示
Engine Guage エンジン関係の計器類、　Engine Instrumentとも言う
Ignition 点火プラグ専用電気を発生させる装置全体の事を言う。（自動車と違ってバッテリーとは完全に独立している。）
Magneto 点火プラグの電気を発生させる部分で短期に高圧の電気を発生させプラグで火花を散せ混合気に点火する。
Momentarily 　一時的に、瞬間的に、凄く短い間だけ
OFF Position　電源スイッチ（Ignition)をOFFの状態に。
Proper Grounding　ちゃんとアースされているか、適切に接地されている
Ground グラウンド、電気的に接地させる、アースさせる、Grounding

エンジンを始動した後、
この問題の答えは、１００％正解と思える答えは思えません。エンジンの始動時にはする事が沢山有ると思うので、最初にすべき事は沢山有ると思うのです。まあ、それでもこの問題が有るので、それなりに考えて回答を考えて見ます。模範的な答えを考えて見ます。。。。

エンジンの始動後は直ぐにエンジン回転を適正な回転数に合わせ、オイル圧を確認してください。適度な回転に合わせ飛行機をまず安定させます。遅すぎるとエンジンが止まったり、燃えカスがエンジン内に溜まる可能性があります。（炭素のごみ、「エンジンがかぶる」と言う表現、Fouled Plug）また早すぎると、飛行機が動き出したりする可能性もあり、危険です。そして、すぐにオイル圧（Oil Pressure）の確認をしてください。オイルの圧力が無いと、エンジン内に十分なオイルが巡廻していないのでエンジン内部の修復不可能な破損の危険性があります。

MagnetoやIgnitionのテストは離陸前やエンジン停止前に行う事で、始動直後は適切な出力（RPM）に合わせてエンジン系統に異常が無いかを調べます。またブレーキテストはタクシー中にするべき事ですので、始動直後はまずエンジンを確認して下さい。　万が一、ブレーキが故障していればブレーキ・ペダルを踏んだ時にフワフワで感じる時が多いはずです。そんな時は、エンジンを始動する前に直して下さいね。それでも、ブレーキの故障に気づかず、飛行機が動き出してしまえば、直ぐエンジンを停止してくださいね。Throttleをアイドルにして、Mixtureをカットして下さい。緊急な状態なんで直ぐに止まらない場合はイグニッショんをOFFにするとか、とにかく早くエンジンを止めて飛行機が動かないようにして下さい。（ヘリコプターや水上機など、ブレーキが無い場合はそこまで焦る事は無いかな。）

Ignition System 点火系統の簡単な説明