Private Pilot : 2008年　Airman Knowledge Test Question (Written Exam)

203.
A Third-Class Medical Certificate is issued to a 36-year-old pilot on August 10, this year. To exercise the privileges of a Private Pilot Certificate, the medical certificate will be valid until midnight on
A) August 10, 3 years later.
B) August 31, 3 years later.
C) August 31, 5 years later.

今年の８月１０日、３６歳のパイロットが３ｒｄ・クラス（第三種）の航空身体証明書を得ました。
自家用操縦士の特権を使うなら、その航空身体証明書は
A) ３年後の８月１０日の夜１２時まで有効である。
B) ３年後の８月３１日の夜１２時まで有効である。
C) ５年後の８月３１日の夜１２時まで有効である。

今年の８月１０日、３６歳のパイロットにThird-Class Medical Certificateが発行されました。
PrivateパイロットとしてPrivilegeを行使するなら、そのMedical Certificateは
A) ３年後の８月１０日の夜１２時まで有効である。
B) ３年後の８月３１日の夜１２時まで有効である。
C) ５年後の８月３１日の夜１２時まで有効である。

Exercise 〜を使う、〜をする
Privilege of 〜の特権、 「〜として有効である」と言う意味が含まれています。
To exercise the privileges of 〜の特権を行使する。〜の特権を使う事　（例として、合法的な自家用操縦士として）
Valid Until 〜まで有効
Midnight 夜中１２時ピッタリの時
will be valid until midnight その日の夜中１２時まで有効

ちょっと分かりにくいですが、アメリカの飛行機の世界では、日単位では無く、月単位となっています。 Calendar Month や 暦月とも言います。

連邦航空法で「...end of the 36th month after month of the examination...」と書かれていれば 「検査を受けた月から計算して、第36回目の月の最終日」となります。 例えば検査日が2007年8月10日であれば2010年8月の最終日、2010年8月31日が有効期限となります。 この問題の場合は40歳以下なので３６ヶ月、３６個目の月に有効期限が来ます。　しかしこの法律は2008年7月24日に改定があり、３９歳までの人の場合、Third Classの特権が60ヶ月に延期されました。問題も新しい期間に訂正してあります。

期限に関しては、よく変わるのでオンラインで最新のFAR 61.23を参考にして下さいね。（FAAのサイトからRegulations　>　FARとクリックして行って下さい。）
もし、筆記試験でこの問題が出れば、 回答は　"August 31, 5 years later"になりますが、今の所正しい解答が出ていません。正しい解答が無い時は何を選んでも正解となるのが普通ですが、このコンピューター時代ですから、問題自体が無かったとして合否を判定するかもしてれません。　もしし、「5 Years Later」が無ければ、（B)の3Yeears laterを選んでおいて下さい。

Medical Certificte Requirement (義務付け) と Duration (有効期間) についてのページ