Private Pilot : 2008年　Airman Knowledge Test Question (Written Exam)

055.
If an aircraft is equipped with a fixed-pitch propeller and a float-type carburetor, the first indication of carburetor ice would most likely be
A) a drop in oil temperature and cylinder head temperature.
B) engine roughness.
C) loss of RPM.

「固定ピッチプロペラ」と「フロート式の気化器」を備えた航空機で、気化器凍結の兆候で最初に現れやすいは
A)　オイル温度とシリンダーヘッド温度の低下。
B)　エンジンの不調
C)　エンジン回転の低下

「Fixed-Pitchピッチプロペラ」と「フロート式のCarburetor」を備えた航空機で、
Carburetor Icingの兆候で最初に現れやすいは
A)　オイル温度シリンダーヘッド温度の低下。
B)　エンジンの不調
C)　PRMの低下

Equipped　装備されている、付けられている、有る
Indication　症状、状態、気が付く事柄
would most likely 〜に成りやすい、〜に一番可能性が高い
drop in　落ちる、低下する
cylinder head temperature　シリンダーの頭の温度（エンジンで一番高温に成る所）
Engine Roughness　エンジンの不調、エンジンの大きな振動

キャブレターの説明　：　Carb Icingについて　：　キャブレターの原理

Carburetorに出来た氷結、Icingは、スロットルの絞りを閉じたような感じです。Throttle Valveを開けても、全開できない状態か空間が密閉された状態です。ですから最初はエンジンの回転数が落ちます。　Icingが起こって、エンジンの温度が上がる事は考えにくいですし、初期症状ではエンジンに振動が起こる事はかなり少ないです。

Carburetor Iceが起こり易いのは、Throttleを閉じた時が多いので、エンジン出力を下げる時に予防的にCarburetor HeatをONにします。その為、あまり気が付かないのですが、結構Icingは起こりやすい状態です。　本当にエンジンが故障や止まったりするのは危険なんで、実際に試す訳には行きませんけど。でも稀に何もしない巡航中に急にエンジンの出力が下がる場合があります。私も経験が有るのですが、前触れも無く急に来るので驚かされます。

空中での多くのエンジン停止は故意の場合を除けば、Carburetor Icingが多いと思います。後は燃料切れやFuel Selectorの使い方を間違えたりです。

Constant-Speed Prop　と　Icing
このConstant-Speed PropellerでCarb Iceが起こると、同じ様に出力が低下するのですが、プロペラが自動的に角度を調節してRPMに変化は有りません。
その変わりにManifold Pressureが下がります。　風上が塞がれるので、気圧が下がってしまうのです。