私が勝手に考えている基本ですが、そんなに間違ってないでしょう。 日本人がどうしても苦手なのが航空無線です。英会話より簡単なんですけど、外国人である私達には航空無線、アメリカのATC管制官が喋る英語はほぼ永遠の壁です。
残念と言うか、常識ですが、管制塔の有る空港(Towered Airport)で離着陸する場合は必ず、Towerと交信する必要があります。天候には関係はありません。 夜中に管制塔の運営が終わっていれば管制官との交信は不要ですが、皆さんが訓練するお昼は、Towerがあれば交信は義務付けられます。 でも慣れれば離着陸程度なら簡単ですよ。 ここでは私流に離着陸と、もうちょっと中級のお話を書いてみます。
取りあえず、ATCを聞いて耳を馴らして下さい。 初めは何を言ってるかさっぱり分かりません。宇宙の言葉?と思えるでしょう。けど耳が勝手に慣れてきて、不思議と聞こえる様になってきます。 基本は英語ですが、独特で簡単な文法もあるし、通常の英会話よりは数段簡単です。
とりあえず文法だけでも、覚えておいてください。
省かれる時が多いですが、基本は下記の順番です。
1. 相手の名前
2. 私は誰
3. 場所
4. メッセージ・リクエスト・1・2・3・・・・・・・リクエスト、報告、ATIS Info、指示、などなど
2番目の航空無線上での名前の事をCall Signと言います。 アメリカでは機種名の次に機体番号が続きます。 例えば Cessna 2727F や Baron 123AAなどです。 (アメリカ籍の意味である「N」は省きます。)
エアラインは会社名+便名です.。 (例 "United 886")
例
A. "Apple Tower, Cessna 2727F, 10 miles north,, request landing with information Delta."
B. "27F, Runway 04 Right"
C. "Peach Approach, Cessna 123CJ, Over Grape VOR at 2,300 feet, climbing to 4,500, request flight following to Lompoc Airport, LPC.. "