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6.着陸する時の交信方法

着陸許可

前のページの様なやり取りがあったりして、最後に着陸が許可された場合。
".... Runway 34, Cleared to land ...."と言います。 
この"Cleared to Land"が着陸許可で、これを言われると着陸する事が許されます。これがLanding Clearanceと言うものでTowerのある空港ではこれ無しでは着陸出来ません。

忙しい時や知らない空港に行って"Cleared to Land"と言われるとホッとしますよ。

平行かそれに近い形で横に滑走路がある場合、たまに着陸用の滑走路が変わる時もあります。離陸する飛行機や、ほぼ同時期に着陸する航空機がある場合などです。
"... change to Runway 28 Left, cleared to Land ...." たまに"side step"と言われる事もあります。これは「横のに」という意味です。

飛行機と近すぎる場合

Straight-inなら 

後ろに大型機が居ると早くとか言われます。 
".... Speed Up...."
".... maintain at least 100 kts or more"
"..... Fly as fast as you can ...... "
"..... Continue with your best speed ...."

前と近すぎるなら、360度旋回する様に言われる場合があります。
"..... make right/left 360 ...." Standard Rate of Turnで指示された方向に360旋回してください。
たまには減速しろとも ".... slow down as much as feasible" とか "... reduce speed to 120 kts"

Traffic Patternなら
".... make short approach......"
     Downwindを短くして、短いFinalを作って!って意味です。
        後ろに近い飛行機が居る場合か、Finalに近づいていている場合
     危険なんで、拒否する事も出来ますし、可能か聞いて来る場合もあります。
"..... extend your downwind......." 他に飛行機が居て近すぎるので、Downwindを伸す様に。
     until adviced 言うまで,Downwindを伸ばしてね。
     I will call your base  ベースに旋回する時を言います。
たまに忘れられるので、"may I turn to base?" とか常識の範囲で聞いても良いですよ。慣れて来ると、何処に他の飛行機が居るか等も分ってきます。 (本当は分かるべきなんですけど。)

Go Around やり直し

何らかの理由で着陸が安全に行えなう事が出来ないとなった場合、"Go Around" と言われます。他に航空機が滑走路や貴方に近い場所に居た場合、管制官か操縦士のミスが発生した場合、自然の物による危険性が起こった場合など色々と考えられます。 この"Go Around"は操縦士の判断で、行い、宣言する事も出来ます。

Towerより
"Aeronca 12345, go around, traffic on the runway, make left traffic..."
"... go around, a dog is on the runway, I will call your crosswind...."
".... go around, Cessna is making an emergency landing ....."

操縦士より "1AA, go around, request close left traffic"
操縦をミスって、安全に着陸が行なえないと判断した時にも使えますし、試験科目でもあります。
この様な場合は、操縦が先で、管制官への報告は、その次です。 結構、低空で低速なんで危険です。

滑走路に問題があったり飛び立つ飛行機や着陸してくる者が居る可能性があるので、安全な体勢になれば滑走路の横を平行に飛びます。 平行に飛ぶのは滑走路の上には飛行機が居る可能性が高いし、飛行機からは下を見るのが困難なので、見易い様に横を平行に飛行します。

分らなかった場合、Say Again
Landiong and Hold Short Operation (LAHSO)

Touch-down, 着陸が終わると


目次 航空無線

1. 基本と文法
    無線のABC、Phonetic Alphabet
    もうちょっと詳しく
    高度、管制官の呼び名、訓練生について 
   ATC ClearanceとInstructionについて
   英語の発音について、簡単バージョン
2. 無線交信の準備
   ATISについて
3. 離陸する滑走路へ や Taxiingについて
   Taxi Clearance
4. Takeoff 離陸します。
   待って欲しい時
   Immediated Takeoff
    順番待ち
5. Traffic Advisory 交通情報
    TRACON, Radar管制官
    トランスポンダーについて
6. 帰宅、 着陸に向けて
    着陸の手前で
    Traffic Advisory 空港付近での交通情報
    分らん! Say Again
    LAHSO 着陸良し、でも途中で停止せよ
7. 駐機場へ Touch Down
    Groundと交信
8. 離着陸の練習 Closed Traffic
    練習時のATC交信
    トラフィックパターン
    管制官の微調節と指示



注意: 2010年09月からFAAのTowerの指示が変わりました。  離陸時に滑走路上で待機せよと言うのが、 新しく国際標準の"Line-up and Wait"に変わり、以前の"Position and Hold" や Taxi into Position and Hold"が廃止されました。  このサイトでは以前の ...Position and Hold."の音声データが大半です。  現在はLine Up and Waitです。申し訳ございませんが、この部分は注意して下さい。


基本とお勉強

注意:ATCの変更
以前に作ったの

ATC in the USA

Carlsbad - Palomar
Ft. Lauderdale Excutive, FL
El Monte Airport
Las Vegas, McCarran
Leesburg, Florida
Livermore Airport
Long Beach Airport
LAX Los Angeles Int'l
Hillsboro, Oregon
Montogomery Field
Pompano Beach Airpark, FL
Portland International, OR
Reid Hillview, San Jose
San Diego International
SFO San Francisco Int'l
San Jose International
Torrance Airport
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サンフラン付近
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