８．Closed Traffic、離着陸の練習。　Takeoff and Landing

離陸の時

管制官に言う事は、通常の離陸と同じですが、Patternに留まって練習したいと言う必要があります。
　　　"Onigiri Tower, Cessna 12345, ready for takeoff, request close traffic"
　　　"Cessna 345, Onigiri Tower, runway 09, cleared for takeoff, make left close traffic"

離陸の部分だけを考えると、通常の離陸とは変わりません。　".... xxx departure ...."の部分が "... close right/left traffic ...." に変わります。

もし他に航空機が居れば、通常の離陸の様に待たされます。また離陸の方向から航空機が向かっている場合はUpwindを伸ばす様に言われる事があります。（これは通常のDownwind Departureとかでもあります。）

"... make left traffic, I will call your crosswind, traffic approaching from east..."　
左回りのTraffic Patternを作ってください。東側から航空機が来ているので、Crosswindに曲がる時はこちらから指示します。言い方を変えて
"... continue straight-out until advised ..." 「こちらが言うまで、真っ直ぐに出てください。」

着陸許可

通常は"Cleared to land"ですが、Close Trafficでの練習では変形があります。　接地、Touch-downの後に停止せずに離陸してしまう事も有りますので、その際は通常とは少し変わります。　

　　　　 "... cleared for touch-and-go ..." 着陸して、停止せずにそのまま離陸する事
　　　　 "... cleared for (the) option ..."　好きなタイプの着陸練習を許可します。
　　　　　　　　　　 通常はStop-and-goは含まれて無いと思ってください。
　　　　 ".... cleared for stop-and go ..." 稀れです。一度完全に停止してから、離陸を始めて構いません。

　　　　 "... change to Runway 31 Right, cleared to land"　滑走路を31 Rightに変えて。着陸を許可します。
　　　　 "... go-around ..."　着陸せずに、やり直してください。　（緊急時などに言われます。）

Close Traffic と言っても、毎回、Touch and Goとかが出来る訳ではありません。　着陸してくる飛行機が多いとか、滑走路の向きが変わるか、滑走路の整備・点検が必要とか、または何らかの事故が有ったとか可能性は色々と有ります。"... make a full stop ..."　と言われた時は着陸後に停止後に滑走路から出てください。

　　　　 " .... cleared to land Runway 22, make a full stop landing this time. There is xxx ....."
　　　　　　　　　　　　今回はｘｘｘｘな理由で完全停止して下さい。　言い方は管制官によって変化はします。

Traffic Advisoryについて、　着陸時と同じなんで、着陸のコーナーへどうぞ

注意： 2010年09月からFAAのTowerの指示が変わりました。　 離陸時に滑走路上で待機せよと言うのが、 新しく国際標準の"Line-up and Wait"に変わり、以前の"Position and Hold" や Taxi into Position and Hold"が廃止されました。　 このサイトでは以前の ...Position and Hold."の音声データが大半です。　 現在はLine Up and Waitです。申し訳ございませんが、この部分は注意して下さい。

基本とお勉強

注意：ATCの変更
以前に作ったの