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ATIS Automatic Terminal Information Service

ATISとはAutomatic Terminal Information Serviceの略です。これは通常、約一時間毎に更新されていて、空港の情報を録音して、繰り返し放送されています。AIMでは "the continuous broadcast of recorded noncontrol information in selected high activity terminal areas" と書かれています。

  • Continuousと言うのは、この場合は繰り返しと言う意味で、エンドレステープの様な物です。
  • Broadcast は放送と言う意味で、皆に放送していると言う意味です。
  • Recorded は録音された
  • Non-Controlled Information 管制には関係の無いと言うか、「指示を出さ無い」と言う意味です。 ATISは管制官が、わざわざ操縦士に風情報やAltimeter Settingなど伝えなくても良い様にしています。
  • Selected High Activity Terminal 一部の忙しい地域って意味でしたけど、今は多くのTower空港に有ります。 まあ最近ではASOSやAWOSが代わりをしている空港も増えてますけど。

空港毎に別々の周波数も割り当てられています。

ATISの情報に含まれているのは、、、、

  • 場所と時間
  • Ceiling、雲底 や 雲の情報 (5,000 feet 以上の場合は省かれる時があります。)
  • Visibility や Low Visibilityの理由 (Visibility が 5 Miles 以上も省かれる時があります。) 
  • 気温とDewpoint
  • 風向と風力
  • Altimeter Setting
  • 使用中のRunwayやVFRでの進入方法
  • Instrument Approach(計器進入飛行方式)
  • その他の情報、周波数、NOTAM、Towerからのリクエストなど
  • 管制官に伝えるATIC Code (Alfa, BravoなどATIS情報の識別、ATISを確認したと言う事を伝える時に使う。)

ATISには時間、天候、気温、高度計の修正値、使用滑走路、注意事項、使用周波数が録音されています。離陸や着陸前に確認しまする必要があります。各ATISにはInformation Codeと言うのが付いています。そのコードはA〜ZでAlpaなどが付いています。そのコードを伝える事によってATISを聞き、空港の情報を得たと管制官に伝えます。
(例) " we have information India"や"with Uniform"

Ceiling と Visibility (雲底と視程)が省かれる時があります。これは 5 miles と 5,000 feet 以上の時です。 まあVFRで飛行するのにあまり大きな障害が無い時ですね。 Visibility 5 milesはやや低いですけど、普通に飛行できますし、METARでも6マイルを超えると、6マイル以上としか書かれませんしね。 Ceilingは5,000 feetもあれば、大きな山が無い限りVFRの飛行に差支えが有るとは言いにくくなります。

このサイトでは、色んな空港のATISのページが有りますので、色々と探って下さい。 
    例として:  MYF空港 、 LGB空港  、 ラスベガス  他にも有りますよ。

 

目次 航空無線

1. 基本と文法
    無線のABC、Phonetic Alphabet
    もうちょっと詳しく
    高度、管制官の呼び名、訓練生について 
   ATC ClearanceとInstructionについて
   英語の発音について、簡単バージョン
2. 無線交信の準備
   ATISについて
3. 離陸する滑走路へ や Taxiingについて
   Taxi Clearance
4. Takeoff 離陸します。
   待って欲しい時
   Immediated Takeoff
    順番待ち
5. Traffic Advisory 交通情報
    TRACON, Radar管制官
    トランスポンダーについて
6. 帰宅、 着陸に向けて
    着陸の手前で
    Traffic Advisory 空港付近での交通情報
    分らん! Say Again
    LAHSO 着陸良し、でも途中で停止せよ
7. 駐機場へ Touch Down
    Groundと交信
8. 離着陸の練習 Closed Traffic
    練習時のATC交信
    トラフィックパターン
    管制官の微調節と指示

 

おまけ
ATIS発音ですがエーティスと発音する人が多く、特に日本人はこれが多いです。アメリカ人はTやS、Th、F等を濁して発音する人も多く、ATISをエーダスと発音する人も多いです。どちらでも同じです。 尚、管制官やパイロットはATISを告げる時には、Information Oscar等とATISじゃなくInformationを頭につけて使います。省略される時も多いですよ。

 

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注意: 2010年09月からFAAのTowerの指示が変わりました。  離陸時に滑走路上で待機せよと言うのが、 新しく国際標準の"Line-up and Wait"に変わり、以前の"Position and Hold" や Taxi into Position and Hold"が廃止されました。  このサイトでは以前の ...Position and Hold."の音声データが大半です。  現在はLine Up and Waitです。申し訳ございませんが、この部分は注意して下さい。


基本とお勉強

注意:ATCの変更
以前に作ったの

ATC in the USA

Carlsbad - Palomar
Ft. Lauderdale Excutive, FL
El Monte Airport
Las Vegas, McCarran
Leesburg, Florida
Livermore Airport
Long Beach Airport
LAX Los Angeles Int'l
Hillsboro, Oregon
Montogomery Field
Pompano Beach Airpark, FL
Portland International, OR
Reid Hillview, San Jose
San Diego International
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San Jose International
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