離陸前後で"... I will call your crosswind ..." クロスウインドに旋回する時を言います。
"... continue straight-out until advised ..." 連絡するまで、真っ直ぐに出発してください。
Downwindぐらいから
"... make wide downwind ..." 通常よりも遠方にDownwindを飛行してください。
"... extend downwind ..." Downwindを伸ばしてください。(Baseを遠めに作って下さい。)
"... continue downwind ..."そのままDownwindを飛行してください。
"... make short approach ..." 早くBaseに曲がり、ファイナルを短めに。
"... change (to) runway 09 Left ..." 滑走路を変えてください。
"... make left 360 ...." 左に360度旋回してください。空間を広がさせるか、着陸までの時間を延ばす為です。 低空なんで思わず、急旋回はしない方が良いですよ。基本はStandard Turnです。 そして低速でも有るので、機首が不必要に上らん様に前も見てね。 そしてCoordinate Turnだよ。 失速した危険。
"... if able, ...." もし可能なら
"... until advised ..." 指示するまで
"... until abeam xxx ..." xxxの真横に来るまで
"... over yyy ..." yyy上空
"... for spacing ..." 前との空間を開ける為に
混雑している時か、悪天候で制限したい時に
" ... stay clear of zzz ..." zzzには入らずに
".... remain out of zzz..." zzzには入らずに
"..... stay clear of Class-D..."
"... remain out of my airspace.."
"... turn xxx now ..." 今すぐxxxに旋回するように。
"... make full stop ...." (今回は)完全停止で着陸してください。
(Touch-and-Goとかでは無く、完全に止まるように。普通の着陸を行い、Traffic Patternを開けてください。。。と言う意味です。 飛行機が多いのか、滑走路が変るのか、事故かも。
"... make Left 180, we are changing runway to 27 ..."
滑走路を27に変えますので、左に180度旋回してください。
途中で風向きが大きく変わった場合、Downwindで言われる時もありえます。方向が違ったりと複数の滑走路が複数ある場合に風向きが変わったり、他に着陸や着陸する必要がある航空機が居れば、Patternと滑走路の変更を告げる場合も考えれれます。 "... enter right downwind runway 11..." 説明無く指示する場合もあれば、"... we are switching runway for xxx, enter left base for runway 32, cleared to land.." 理由を述べる時も有ります。そのまま着陸許可をくれる場合もあるでしょう。
どちらにせよ、滑走路が変わるなど大きな変化が有る場合は、確認と安全の為にも「Read Back」しましょう。滑走路を間違えれば大惨事になる可能性もあります。
"... when able, make 180 on the runway, taxi back for Runway 09 ..."
着陸後に、可能になれば滑走路上で180度旋回し、滑走路09の初めまで帰ってください。暇な時でわざわざTaxiwayを使う必要が無いと管制官が判断した時に言われます。忙しい週末には考え難いですが、平日の何も無い時間帯では言われる可能性もありますよ。
"... maintain xxx kts until yyy ..." yyyまでxxxノットを守って下さい。
大きい空港で旅客機などが後ろに居る際に言われる時があります。その時には後続の早い飛行機には出来るだけ遅く飛行するように頼んでいるでしょう。余りにも遅いとMake 360と言われたり、滑走路を変える様に指示する場合も有るでしょう。最悪の場合でしたらGo-Aroundと指示する場合も有るでしょう。本当なら後ろの飛行機に言うべきなんでしょうけど、大きな飛行機にGo-Aroundを言うのも人間として躊躇するのでしょう。燃料代だけでなく、客に与えるストレス、計器飛行での大変さを考えると、小型機に色々と請求されるのも理解はできます。